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100分deパンデミック論

2022年01月09日 07時09分29秒 | つれづれなるままに
NHK-TVで1/3に放送された番組の録画を昨日やっと見れた。 良かった。
       (NHKプラスでの配信は終了しました。 再放送があるといいですね。)

4人の変った人がそれぞれにこのパンデミック社会でこの本を読んで、こんな風に考えたらいい、考えなきゃいけないをその4人で討論する番組。
4人で100分ですから1冊あたり25分の討論会。
 ・ 斎藤幸平  経済思想家  昨年感銘受けた「人新世の資本論」著者
     スラヴォイ・ジジェク著 「パンデミック」
 ・ 小川公代  文学・医学史研究者
     ヴァージニア・ウルフ著 「ダロウェイ婦人」
 ・ 栗原 康  アナキズム研究家
     大杉 栄著       「大杉評論集」
 ・ 高橋源一郎 小説家
     ジョゼ・サラマーゴ著  「白の闇」
小川さん、栗原さんは初見の方だが、斎藤さん、高橋さんは最近追っかけする対象ほどの方。細かい討論は「見てください」として、割愛。
トータルで残ってる言葉は
 ・ パンデミックが終了したとして、3年前の社会に戻りたいはダメ。
 ・ 人生のあらゆる局面で「良くなる」と言う「夢」を見せられてる。
   その「夢」を見続けたいと無意識に思ってる。
   現実を直視しなくなってる。(怖いから)
   パンデミックはその現実を見ろと警告してる。
栗原さんが言った「大学4年間は無料にし、金の心配無しに、なんでも好きな事がやれ、違ってたら別の事に挑戦できる環境を作って欲しい」には「ここまで言うか」と感心もし、大いに賛同もできた。将来の「真の国の力」を考えたら案外安い施策なのかも知れない。
今年の「考え初め」にはいい番組だったな。 さすがNHK。
コメント (2)
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