goo blog サービス終了のお知らせ 

ステーキも立ち食いで食べさせる

2015年08月25日 15時23分29秒 | つれづれなるままに
想像だにできなかった。ステーキはテーブルに座って、目の前で焼いてもらった肉を、おもむろにフォークとナイフを持って、ワインでも飲みながら、ゆっくり頂く食だと思ってた。それが実際にこういう食べ方、食べさせ方に接すると、ここまで品格(?)を捨ててもいいのかと考えてしまう。自分の頭が硬いだけなんだろうけど。「立ち食いそば屋」があるじゃないかですよね。

   最近このお店がチェーン展開してるようです。名前も衝撃的じゃないですか。

仲間でいろんな食事を食べ歩く会をやってるが、「次はここどうだ」と提案があったので今日下調べで食いに行ってきた。次会まで時間がないから急ぎ決めたいのと、個人的に週末に向けてエネルギーの充填をやりたいのと、ちょっと夏風邪気味で悪くしたくないのもあった。

   これが肉300gのランチステーキ。スープ、サラダ、ライスがついて1200円。肉は「いい肉です」と言うには今ひとつかな。まずいとは思いませんが。その意味では「肉質は中レベル」としておきましょう。
  
   これが立ち食いスタンド。駅にある蕎麦屋と同じですね。

   このチェーン店は「立ち食い」がひとつの特徴。ゆっくりさせない、客の回転をよくする、つまり「薄利多売」が基本理念でしょう。その点は僕が頭の切り替えを迫られてる点。
ところが僕が行った店(さる8/16にOpen)は座席が8つあるのです。子連れに対応とウェイトレスさんが話してくれた。実はランチ会でこの店の提案があった時、「立ち食いじゃな~」と否定的な声があった。当然かな。NETでいろいろ調べてたら、僕の家からもっとも近いこのお店には座席があると知った。ただし、座ると1人200円の席料を取られるのです。

まっ、ぼくの常識ではどう考えても思いつかない商売です。一発当てる商売って人が考えない事を形にして提供するものなんでしょうね。
一方でここまで食の品格を落としてもいいのかな? なんでもかんでも薄利多売型にしちゃっていいのかな? 次はフランス料理の立ち食いがでてきてもおかしくないですよ。
なんか今の日本が向かってる「安っぽい」文化社会を見たような気もした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする