
1/10の公演まで練習は昨日も入れて4回しかない。そんなに演技、動きがあるコンサートではないので4回でできるのかもしれないが、演技素人のぼくには大いなる不安。自分の最善を尽くすしかないのだ。
そうはいっても「ラ・ボエーム」の2幕は演技付きで全編やるわけで、経験済みと構えてるわけにはいかない。舞台装置も違うし、立ち位置、動き、役割、全部違う。もう別物と思もわないとまずい。
昨夕の練習、ボエームやってて、演出の先生が「ここでこれやって」と僕に次々と役まわりをふってきた。「はいはい」と受けて、終わってみたら、25分位の演技中に「町を歩く家族のお父さん役」「伯母さんに殴られる役」「ムゼッタの足を覗きに行く役」はては「勘定書」を持っていく「ウェイター役」まで引き受けてた。
ちょっとまって、これでは歌いたいのに、歌どころではない。「次はあれして、このタイミングでこうして」なんて考えてたら歌えません。
今日は2時から9時まで休憩1時間の6時間練習があるんですが、最後のウェイター役は辞退させてもらおうと思ってる。伯母さんに殴られ笑いをとった初老のおじさんが次にウェーターでは観客が混乱するでないか。
今んとこ問題はここだけかな。今回は暗譜強制でない。でもいい歌を歌うんだと考えると譜面見ながらなんて無理だと思う。最初っからそう考えてるのでほぼ暗譜できてる。持ってるのも面倒だから譜面無しで行こうと思ってる。間違いもあるだろうけど、小さいミスより素晴らしい歌を(聞かせるのか歌うのかどっちかな?)。
カヴァレリアは夏にしっかり公演するので気合い入れておぼえてるが、その他は初めて歌うし、大作のいいとこ抜粋だから「しっかり覚えて」という気合いが少々たりないのも事実。
今日の6時間 がんばるというか、楽しんでこよう。