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電気を使って暖房

2014年12月05日 08時42分13秒 | つれづれなるままに
この1年の電気代昨年より2割増えてた。一般に言われてる東電の値上げ幅にほぼ合ってる。
電気の使用量を減らしていく努力は家計においても社会的エネルギーの面からも大事な問題だ。

時は初冬、暖房の季節。電気、ガス、灯油どれが効率的なの? 
灯油はメンテが面倒なので今の家に越してから使ってない。費用的にはこれが一番お安いのかもしれないが。
次は電気。「電気を熱に変換することは最も非効率。よって電気を消費する暖房機はもってのほか」これが僕の確固たる信念。
となると残るはガス。これは便利で安全。うちには2台のガスファンヒ―タがあります。うちの暖房の主はガスなんです。春室内のメンテをやった際に居間のガス栓の位置をより安全な所に移動してもらったんです。

ところが昨夕これを覆す教育を受けました。先生は我が友人。
「二クロム線の抵抗で電気を熱に換えるのは最も非効率。じゃがエアコンは違う。あれは電気を熱に換えてるんじゃなくて、空気を圧縮して温度を上げてるんだ。電気は圧縮するためのモーターを回すのに使ってるだけ。」
何、何、なに。 何じゃそれは。 僕の科学的概念を根っこから覆すような理論。ありえないでしょうって言うの。これでも僕だって理系なんですが。

不覚でした。こんなことも知らない理系男だったようです。解説を受ければなるほどと納得。目から大きな鱗。「ボイル・シャルルの法則」とか言うのあったな、温度と圧力の関係。
そう理解すると「エアコン考えた人って頭いいな。空気中にある10℃の熱をかき集めて25℃にすればいいじゃないかと考えたわけでしょう。」と変な感心をしてたり。
空気を圧縮する(コンプレッサー)のは簡単ではなく、それなりにエネルギーがいる。エアコンはコンプレッサーが動いてる時は電気を消費するが、止まれば基本的に消費しない。ということはより効率的にエアコンを使うのには「低い温度設定で一度作った熱を逃がさないような工夫をすること」なんだな。

ガスと比較して高いのか安いのかはまだ定かではない。でも「電気で暖房は馬鹿げたこと」じゃないと納得。早速春に新規で着けた北側の6畳間のエアコンで6畳と10畳の居間を温めてる。広すぎてコンプレッサーが止まらない。これは当然だね。
10畳についてるエアコン、もう15年選手。とっても効率の悪い時代の製品。しかも防衛庁がらみの防音工事設備。かってに交換できない。今日これから交換してもらえるかどうかを交渉だ。さらに電気効率を良くして使いたい。
この冬は積極的にエアコン暖房をやってみよう。その結果で費用比較だ。
コメント (4)
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