佐川氏の尋問は不要

2022年05月26日 09時25分02秒 | 赤木損賠訴訟
ある不正があって、1人の国家公務員が自殺した ということ自体がそろそろ記憶から消えそうになってるんじゃないか。こう動きが、変化が激しい世相にあって、それもやむを得ないことかもしれない。しかし、そうと読んで、それをそっと利用しようと考える輩もいるのではないか。
思い出してください。「森友学園問題」「財務省の公文書改ざん問題」です。事の真相が理解でき、納得いってるならいいです。僕は納得してません。事が国の、行政官庁内での事ゆえに注視を続けてます。
自殺した赤木さんの奥様が「事件の真相(夫がなぜ自殺したか)」を知りたく、国ならびに当時の財務局長佐川氏を相手に損害賠償訴訟を続けてます。数か月前国は「ごめんなさい。請求された賠償金を全額支払います」と言って、裁判自体を止めてしまいました。
           (支払った賠償金は我々の税金だということにも注意要)
残る訴訟相手佐川氏への訴訟弁論が昨日大阪地裁で行われ、裁判所は「佐川氏を尋問しなくても審理は可能」と判断し、佐川氏の尋問は行わない と表明しました。
僕は「当時の総理大臣、財務大臣、佐川さんが憎いんじゃない」と一生懸命自分を律しつつ考えてるつもりです。「二度とこんな事件を起こしてはいけない。今有耶無耶にしたのでは反省もせず、再発する。そんな土壌が日本文化にはある。」という純な正義感だと思ってます。
裁判所が絶対におろそかにしてはいけないことは「真相究明」。判断を下す以前に100%真相を突き詰め、公にすること それが第一義でしょう。「尋問しなくてもできる」じゃなく、「真相に近づけるなら何でもやる」が本来の立ち位置のはず。
なのに、今回は(も)「怠って」ます。 そう思いませんか? なぜサボる? サボった方が得だからでしょう。 なぜサボることが得になるの?
あなたの国で今行われてることです。次は貴方が赤木さんになるかもしれないのですよ。
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