今から21年前の今日8月12日に、日航機が群馬県御巣鷹山に墜落しました。
当時TVでその映像を見たとき、墜落した飛行機の形が全く残っていないことに、驚きショックを受けました。
本校は埼玉県と群馬県境にありますし、私も今群馬県に近いところに住んでいますので、この大惨事に関わりのある方が身近にいます。
ある方は、当時中学生で自分の中学校の体育館が、遺体安置所になったそうです。
ある看護師の方は、勤めていた病院が近かったため、
怪我人や亡くなられた方が搬送されてきたそうです。
その後夫妻は、亡くなられた方と同じ数の520体の陶器製の地蔵を手作りしました。
鎮魂の祈りを込め、現場の御巣鷹の尾根かふもとに安置する予定だそうです。
この『クライマーズ・ハイ』の作者横山秀夫は、当時上毛新聞社の記者として現場を取材しました。
18年という長い時を経て初めて、
その壮絶な体験は、感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。
それが本作品です。
「記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。」
これは横山秀夫の言葉です。
この作品はドラマ化され、今夜と明日夜NHKハイビジョンで放映されます。
先日イギリスからアメリカへの飛行機の爆破テロ未遂もありました。
15日は終戦記念日でもあります。
世界が平和で安全であることを祈りたいです。
当時TVでその映像を見たとき、墜落した飛行機の形が全く残っていないことに、驚きショックを受けました。
本校は埼玉県と群馬県境にありますし、私も今群馬県に近いところに住んでいますので、この大惨事に関わりのある方が身近にいます。
ある方は、当時中学生で自分の中学校の体育館が、遺体安置所になったそうです。
ある看護師の方は、勤めていた病院が近かったため、
怪我人や亡くなられた方が搬送されてきたそうです。
その後夫妻は、亡くなられた方と同じ数の520体の陶器製の地蔵を手作りしました。
鎮魂の祈りを込め、現場の御巣鷹の尾根かふもとに安置する予定だそうです。
この『クライマーズ・ハイ』の作者横山秀夫は、当時上毛新聞社の記者として現場を取材しました。
18年という長い時を経て初めて、
その壮絶な体験は、感動にあふれた壮大な長編小説として結実しました。
それが本作品です。
「記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。」
これは横山秀夫の言葉です。
この作品はドラマ化され、今夜と明日夜NHKハイビジョンで放映されます。
先日イギリスからアメリカへの飛行機の爆破テロ未遂もありました。
15日は終戦記念日でもあります。
世界が平和で安全であることを祈りたいです。
何日か前、NHKでこの墜落事故のドキュメンタリーをやっていました。『クライマーズ・ハイ』に関連して、だろうと思います。その中で、手帳に走り書きされた、墜落直前の乗客たちのメッセージが残されていました。時間、状況、そして、家族への最後の一言・・・。
「立派になれ」
文章など書く暇もなかったのでしょう。遺族に残した、たった5文字の言葉。それにどれだけの意味が込められているのか、想像もしきれません。頑張れ、くじけるなよ、お母さんをよろしく・・・。様々な思いを、「立派になれ」たったこれだけに、込めたのでしょう。そのときのこの人の気持ちを考えると、胸がつまる思いです。正に、余命数分。そのわずかな時間に書き記したメッセージ。なによりも重い、そして誰よりも思い、書かれた言葉だと思いました。