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映画 「インフェルノ」「ストリート・オーケストラ」

2016-12-10 | 映画
2つの映画の記事をまとめて書きます。

一つは、現在上映中の「インフェルノ」、ダン・ブラウン原作の映画化です。
映画としては世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続いて、
トム・ハンクスがハーバード大学教授の ロバート・ラングドンに扮して謎解きをするシリーズ第3弾です。
原作を読んだのはもう3年近く前、このシリーズの話がごちゃごちゃになってしまっていたのですが、
映画を見ていたら次々思い出してきました。
今回の舞台はイタリアのフィレンツェ、ヴェネチア、そしてトルコのイスタンブール、
これら世界遺産ともなっている現地で実際に撮影しているのは本当にスゴイことです!
題名となっている「インフェルノ(inferno)」の意味は「地獄」、
ダンテ『神曲』の中の〈地獄篇〉、ボッティチェルリ〈地獄の見取り図〉がキーワードで、
世界の人口増加を問題提起しています。
周期的に世界的な伝染病や大きな事故が起こっているのは、地球の自浄作用?!
だとしても、それを人間が人工的に起こそうとするなんて、恐ろしい考え方です。

それから、しばらく前に見たのが「ストリート・オーケストラ」

ブラジルのスラム街の子どもたちによって結成された
クラシック楽団「エリオポリス交響楽団」誕生の実話を映画化したものです。
バイオリニストの主人公は、憧れのサンパウロ交響楽団のオーディションに落ち、
生活のためにスラム街の学校で音楽教師の仕事に就きますが、生徒たちの演奏はひどい有様でした。
ある事件から子どもたちは音楽の力を知り音楽の喜びを実感し、気持ちも技術も上がっていきますが、
悲しい事件が起きてしまい、単純にハッピーエンドで終わらないのが辛いところでした。
サッカーとカーニバルの国ブラジルでクラシック音楽、
というマイナーな部分も何とはなしに哀しさを感じました。

この冬、楽しみな映画が公開されます。
早く見たいのが「海賊とよばれた男」、百田尚樹氏の原作は本屋大賞にも選ばれおり面白かったです。
それから「ハリー・ポッター」「スター・ウォーズ」シリーズはどうなんでしょう?
私の中では一区切りついてしまっているのですが…見れば楽しいかな?
「この世界の片隅に」を真珠湾攻撃の日(12/8)に見たかったのに、まだ近隣では上映していず残念!
遠藤周作の小説『沈黙』を映画化した「沈黙 サイレンス」も来月必ず見たいです。

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