大エルミタージュ美術館展

春休みのお楽しみ第2弾は、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の、
「大エルミタージュ美術館展　オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」
きっと混雑するだろうと会期始まって間もなく平日に友人と訪れたら、空いていて良かったです。

私はロシアへは行ったことがなく、一生のうちに一度は行ってみたい美術館です！
帝政ロシアの首都であったサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、
1万7千点以上もの絵画作品を所蔵し、メトロポリタン美術館、ルーヴル美術館と並ぶ世界三大美術館です。
今回の展覧会は「オールドマスター」とよばれる女帝エカテリーナの最初のコレクションです。
展示はヨーロッパの国ごとに分類されており、
同じ時代にもかかわらず、絵にそのお国柄が出ているのが興味深かったです。
16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハ、
17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイク、
18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなど、各時代の大巨匠たちの傑作がずらりで大満足でした！！
ルカス・クラーナハの「林檎の木の下の聖母子」、宗教画のいわゆる聖母子像とは全く違いますよね。


追記≫この記事を書き上げてすぐ、サンクトペテルブルク地下鉄での爆発事件のニュースが！
海外への旅行には、以前にも増してリスクが伴う時代になり残念です。

お楽しみのランチは、隣接するホテルの和食レストランで人気の「三段弁当」
先付のあと、やって来た三段弁当をワクワクしながら開けると、
牛炭火焼や春の食材を使った色とりどりの揚物、口取り、炊き合わせ、等々、どれも美味しかったです♪
　

午後は銀座へ移動し、教文館書店ナルニア国で開催中の「童心社60年展 ―ずっと子どもと　もっと子どもと－」
童心社が1957年の創立以来出版してきた絵本と紙芝居、
『いないいないばあ』『おさじさん』『のせてのせて』『14ひきのシリーズ』『くれよんのくろくん』
などの貴重な原画や資料、立体展示など盛りだくさんでした。
特に、我が子たちと一緒に読んだ『14ひきのシリーズ』の細密な原画に感動し、
思わず、作者いわむらかずおさんのサイン本を買って帰りました。
　
3時のお茶は、前から行きたかったこだわりのタルトのお店「キルフェボン」についに行って来ました。
この「特選　静岡県産 紅ほっぺのタルト」、イチゴがぎっしりと立っているんです！
濃厚な甘みともっちりとした食感のイチゴの美味しさに驚いた逸品でした。

春休みの一日を一緒に楽しく過ごしてくれた友人に大感謝です。