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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

ブラヴォー!

2016-02-17 | 音楽
アメリカの音楽界の祭典、第58回グラミー賞授賞式で、
マエストロ小澤征爾氏が指揮したラヴェル作曲の歌劇「こどもと魔法」を収めたアルバムが、
最優秀オペラ録音賞を受賞しました!
小澤さんがグラミー賞にノミネートされるのは8度目(!)で、初の受賞です。
おめでとうございます!!

日本のクラシック界の巨匠が、世界で称賛されるのはとっても嬉しいことです。
一度、小澤氏指揮の演奏会へ行ったことがありますが、
軽やかに、にこやかに登場されるのですが、演奏が始まるととてもエネルギッシュ!
指揮棒を振られるその背中から、音楽への情熱が伝わってくるものでした。

文化勲章を受章され、
日本人指揮者として初めてウィーン・フィルニューイヤーコンサートも指揮されました。
この10年ほどは体調が優れず、もう小澤氏指揮の音楽は聞けないのかと淋しく思っていましたが、
出来る範囲で、あるいはそれ以上にとても頑張っていらっしゃいます。
その一つが、ライフワークともなっていらっしゃるサイトウ・キネン・オーケストラ。
(昨年から小澤征爾氏の名を冠した「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に生まれ変わりました。)
その2013年の演奏会を録音したものが今回の受賞となりました!
モーリス・ラヴェル作曲 歌劇「こどもと魔法」、今、売り上げ1位、品切れとなっています。

弱冠24歳であった1959年2月1日から、スクーター、ギターとともに貨物船で単身渡仏、
その時のことを綴ったエッセイ『ボクの音楽武者修行』は面白いです。
クラシック音楽に造詣の深い村上春樹氏との対談集『小澤征爾さんと、音楽について話をする』も
音楽好きには楽しい作品です。