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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

15年

2015-04-27 | いろいろ
先日、「21世紀幕開け記念」と表に印刷されたハガキが我が家に2通届きました。

すっかり忘れていました。。。
21世紀を迎える2000年12月31日の夜に、我が町でミレニアムイベントがありました。
町の広いグラウンドにみんなで集まってカウントダウンを迎え、花火が上がったり、映画関係のDJが来たり。
そのイベントの一つに、15年後に開けるタイムカプセルの中に手紙を入れるということがありました。
あの時、夜中に、我が家は4人で寒い中を出掛け、
私と主人で自分たち宛に1通、娘も自分宛てに1通のハガキを出したのです。
その時から15年がたち、タイムカプセルが開封されたのですね!
郵便料金の不足分2円は、町が負担したようです。

裏を見ると、私たちのハガキはその年に出した年賀状で、家族4人の写真でした。
その写真は、その秋にアメリカのロサンゼルスに旅行した時のもの、娘は中学1年生、息子は小学5年生。
ハリウッドへの旅行はつい最近のことのように思っていましたが、
その時から15年も経っていて、まだ小さかった子どもたちは今やすっかり大人になりました。
この旅行は、映画に関するエッセイを某ゲーム会社が募集していて私が書いて応募したところ入選し、
賞品として家族4人全員をロサンゼルスに6日間ご招待だったものです♪
飛行機代、宿泊費、食事代、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、観光、すべてご招待でリッチでした!!

娘のハガキは、その時は見せてくれなかったので、初めて読みました(読んじゃいました。ゴメン)。
自分の将来や夢、希望について15年後の自分に向けた言葉が書かれていて、
写真だけの私のハガキに比べて、何と良い手紙であることか。。。

息子のハガキはありませんでした。
今思い出すに、ハガキは一軒に1枚配られて、母屋の分のハガキをもらったのかも。

15年間、あっという間だったような気もしますが、良く考えてみると実に多くの出来事がありました。
私は大きな手術をし、仕事も変わり、子どもたちは小学、中学、高校、大学、就職、結婚、出産。
毎年毎年、家族の歴史は紡がれてゆくのですね。
嬉しいことも、悲しいことも、苦しいことも、楽しいことも、生きていればこそ。

また15年後に開けるタイムカプセルが用意されたようですが、
今から15年後、その間に何が起こるかわからずちょっと不安になって手紙を入れられませんでした。
元気に生きていたいけれど、どうなるかな?
この家に、誰か家族が住んでいるのかな?
子どもたちは賃貸マンションに住んでいるので、この先、今の住所からまた転居するだろうし。
手紙が宛先不明になってしまうのはあまりにも悲しいので…
これは15年前には全く考えなかったこと、15年先には当然この家に家族で住んでいると思っていたのです。

この先、日本全体の空家問題が心配ですね。
人口は減っている上に、都市に人口が集中して、この地は「消滅可能性都市」にリストアップされています。
今の親の年齢にはまだふた周り以上ありますが、
元気に活力を持って楽しく暮らしている自分でありますように!