熊谷市妻沼(合併前は妻沼町)の聖天さまに行って来ました。
聖天堂の保存修復工事が7年間の歳月と、総工費約13億5000万円をかけて行われ、
今年からその華麗な姿が一般に公開されています。
近くなのに今まで行ったことがなく、部活の終わった夫との半日のお出掛けにはちょうど良かったです。
妻沼の聖天山は日本三大聖天のうちの一つに数えられる名刹で、埼玉日光という別名もあるそうです。
それは少々言いすぎなのでは・・・?!と思っていましたが、
実際に見たらすごかったです!!
この聖天堂を埋め尽くす、霊獣や七福神・唐子など絢爛豪華な彫刻の数々、
その一つひとつが、極めて緻密で表情豊かです。
一番目の門、このず~っと奥300m先に御本殿があります。
敷地3万坪以上だとか!!
この貴惣門には3つの屋根の破風があって珍しいですね。
名物の聖天稲荷は残念ながら売り切れでした。
初めて見た時には、油揚げを横に使った巨大お稲荷さんにビックリしました!
ちなみに、ここ妻沼町は、日本で最初の女医「荻野吟子」の生誕地でもあります。
彼女の生涯が書かれた渡辺淳一著の『花埋み』を中学生の頃読んで感動しました。
彼女の資料館もあるそうなので、いつかそちらも行ってみたいです。
聖天さま界隈の和菓子屋さんで「黒米ずんだ餅」なるものをお茶と共に頂きました。
帰りには新蕎麦が食べたくなり、森の中のお蕎麦屋さんで秋蕎麦を食べて帰って来ました♪
やっぱりお出掛けは、美味しいもの付き!