逃亡の訳
2013-01-21 | 雑記
子供の頃からアニメ番組はよく見ていたと思うんだけど、やはり好みというか傾向というか、どうもぽっかりと同世代との共通感の欠ける分野というものがある。それが宇宙戦艦ヤマトと機動戦士ガンダムなのである。何故なのかはよく考えたことが無かったのだが、さらにぜんぜん知らない訳では無くて多少は見たはずなんだけど、まあ、要するに興味が持続しなかった訳だ。
それで何故だかやはりあとになってエヴァンゲリオンというのがあって、これも映画版は見た筈なんだが、やはりぽっかりとあんまり記憶がない。似てないということも言えるかもしれないが、何となく似てるような気がしないではない。そうしてやはり傾向として興味がわかなかったということなんだろう。
好き好きというのがあるから、そう言ってしまうとそれまでなんだけど、やはり話題について行けなくて、むしろどうしてこうまで同世代の男たちを魅了したこれらの作品群が僕からすり抜けてしまったのだろうか。
エヴァはちょっと世代が違うので、それに厳密にいうとヤマトも実は少し上の世代という気がするので、問題はガンダムかな、という気もする。そうしてやはりアムロが嫌いとはっきり記憶がある。僕はああいうタイプの男がものすごく嫌いらしいのである。ではアムロがどういう男かというと、ものすごくデフォルメして言うと、優柔不断な天才ということができそうだ。つまり僕は優柔不断な天才が嫌なのだろう。
なんでそんな事を思い出したのかというと、僕なりの日常生活においての伏線があるのだが、それは秘密である。つまりはまあ、そういうことさ。
何事も明確にクリアなことなんてものは少ないのだけれど、堂々巡りをして物事がなかなか進まないのはストレスがたまるものである。そういうことを推し進めているような人が世の中にはいて、どうにも僕を妨害しているのではなかろうかと勘繰ってしまうこともある訳だ。ここではそれをアムロ・タイプと呼んでしまおう。
表面的にはお付き合いする場合も無いではないが、実際にはそういう場合、僕はたいてい逃亡する。付き合う時間がもったいないと感じるからである。身に覚えのある人は怒らなくてもよいと思う。何故なら僕はあなたの天才ぶりに嫉妬しているのであろうから。
天才は居てもかまわないけど、それプラスはやはり困る。そうしてかみ合わないものが無理をすることは無い。お互いの幸福のために今は離れておきましょう。
だからといって、別の例えばシャアのことが好きな訳でもないので、やはり全体的な相性なんでしょうね。