カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

民主党代表選に関する世論調査

2010-09-07 | 時事
民主党代表選に関する世論調査について

 どこの局のニュース番組だったの忘れたが(が、しかし、多かれ少なかれマスコミ全体はおんなじ論調と考えていいと思うが)、小沢さんに対して「民意と民主党の考えに調査上乖離がある」という前提で話を進めていて、本人にむげもなくあっさり否定されてあきれ顔になっていたが、しかしながら見ている個人として、調査をしているのは完全に嘘とはいえないまでも、その民意というものの小沢嫌いという図式に対して、むしろ普通にひどく恣意的なものを感じるものであって、小沢さんが主にテレビを見ている高齢層にかなり嫌われているのではないかというのは日頃感じているにせよ、さて、そこまで首相にふさわしくない人であるのかどうかということとはむしろ逆なのではないかと考える人の方が多そうだという実感はある。少なくとも菅さんより小沢さんというのは好き嫌いを超えて資質的にかなり開きのある実力差があると感じる方が自然ではなかろうか。それは民主党の考えであるというよりむしろ、選挙にさえ行かないような人々を含む全体的な平均的ものの姿であるように思える。無論僕は小沢サポーターではないが、密室で首相が決まらなかった一点において、今回はなかなか面白いというようなことは思う程度の温度の人である。
 そういうわけでこのような比較の結果のあまりに異なることについてはやはり、何らかの恣意的な背景がありそうだということは感じる。それはおいおいまた何らかの調査が実態を明らかにしていくだろうにせよ、今小沢ではダメなんだという印象があった方が、今後の報道上面白くなるだろうというのはマスコミ的利点としてよく分かる気がする。菅さんが勝ってしまったのでは、記事を書く上ではあんまり面白い展開になりそうにない。そのためだけにこのような極端な結果が出るとは言えないことだが、何か背後にある計り知れない恐怖感のようなものが、ヒステリックに共鳴してうごめいているような抵抗を感じないではない。それはおそらく何もできないであろう菅さんには向けられることのない、本当に何かをやるかもしれない小沢さんに対する恐怖なのではあるまいか。改革をするんであるからいいじゃないかというということではなく、そうであるなら改革される方にとっては、まさに日本が壊れるのではないかというような類の恐怖があるのではないか。普通に考えていくとたとえ小沢さんであろうとそう簡単に日本の改革を遂行できる状態に無いのだから、つまるところほとんどどうしようもないのだが、しかしやはり怖いものは怖いという理屈を超えた恐怖感というものが存在するような気がしてならない。さて、その恐怖が本物になるかどうか。調査がどうであれもうじきそのことは明らかになるのである。
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グアテマラ土砂崩れ相次ぐ

2010-09-07 | 時事
グアテマラ土砂崩れ相次ぐ

 今夜の対戦相手国の状況が大変だな、と思って。
 国際試合においては、同時期の国内状況との絡みももちろんあるんじゃなかろうかと思う。選手たちの体調管理だけの問題ではなく。

 関係ない話だけど、雲仙普賢岳が噴火したころ、僕は中国留学中だった。買い物などで道を歩いていると、知らない人からお悔やみの声をかけられたものだ(服装などで留学生はすぐに分かるのだ)。中には、もう日本は危険で住めなくなるだろうから、中国で腰を据えて頑張れ、というような励ましの言葉をかけてくれる人もいた。なんというか、そういうお気持ちはありがたいのだが、日本という国に関する勘違いもありそうで、その辺のニュアンスをもう少し説明すべきなのか悩んだものだが、まあ、そういうご厚意の形があるものなのだな、とは思ったのだった。
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