カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

冬眠前

2009-12-13 | 雑記
 法事と誕生会ということで昼間から酒を飲んでいて、すっかり眠くなって寝てばかり。夜には粘って飲むことができるのに、昼だとすぐにダウンしてしまいます。自分でもどうしてそうなのか不思議なんですが、頭蓋骨の隅に睡魔がよどんできて意識を奪うという感じなんですよね。どうにも抗えません。
 昼間に食いすぎたくせに夜にもまたおでんなどをつまんで苦しくなってまた眠たいです。まるで冬眠前の熊にでもなったみたいな感じかもしれません。どうして冬眠が必要なのかだけが不明なだけで、準備は整っているようです。もちろん、来週はダイエットせざるを得ないのでしょうね。もう食いたくないのにもう少し食って寝ようかななんて思いもあるわけで、これって本能なのでしょうか。
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職人技

2009-12-13 | 雑記
 マラソン大会の途中から体調の雲行きが怪しくなってきて、目はしょぼしょぼするし、鼻水は流れ出すし、気分が悪くなっていった。くしゃみをするのでそこら辺にたむろする人たちと話もできない。脈を計るとまだ熱まではなさそう。
 昼過ぎに大会のプログラムは終了し、片付けのお手伝いという段になったら、多くの人たちが三々五々散っていく。「あなたも帰って良いですよ、まだまだ片付けはたくさんあるから」という暖かい言葉を掛けてくれる厚情に甘え、失礼することにした。本当に助かった。
 普段なら歩いて帰る際に少しばかり遠回りするのだが、とてもそんな気になれない。10数分の道のりが遠いのである。
 家人も子供も外出しており家の事はまったく分からない。風邪薬がありそうな場所の見当もつかない。
 出張の折に鼻水が止まらなくなったことがあった。その時に鼻炎の薬を買ったはずである。
 出張鞄のポケットをあさってみると、はたして錠剤を見つけた。
 昼飯にと用意してあったテーブルの上の弁当(チキンライスと玉子焼きと手羽元のから揚げ。旨かった)を平らげて薬を飲んだ。鼻水がたれるので、比較的天井方向を向きながらテレビでサッカーを観戦した。布団を敷くのが億劫なのだ。
 途中、法事で集まってくる弟と妹を迎えに行ったり、双子の姪っ子と話をしたりするのだが、薬でくしゃみがとまっているだけのことで、気分は今ひとつすぐれない。どういうわけか散髪することを思いつき、またてくてく歩いて床屋に行った。
 いつもはたいてい待たされるので文庫本を持参するのだが、今回は忘れていた。ところが珍しくジャンパーを脱いだすぐにどうぞと席に通される。たぶん初めての経験。
 そこからはほとんど記憶が無くて、つまり爆睡していた。眠くて頭がガクンガクン揺れる度にほんの少し意識が戻るようなのだが、そういう断片的なことがあったらしいという仄かな思い出だけで「終わりました」といわれたときには自分の状況がよく分からなかった。ちゃんとシャンプーもした感じが残っているし、もちろん髭も剃ってあった。
 あれだけ揺れる頭を捉えて仕事を終了させたということは、どのような苦労があったことだろうか。自分の頭から発せられているだろう香りからは育毛剤まで振り掛けられているようである。お気遣いどうも。
 というわけで、もう正月が来ても怖くないという気分になったのであった。
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