カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

青が切れた

2009-12-14 | 雑記
 ものすごく書き味が気持ちいいジェットストリームだけど、青のインクが切れたようだ。つまり早くインクが無くなるものらしい。三色ボールペンなのでまだ使えるとはいえ、ちょっとこのタイミングで青が無くなるというだけで動揺してしまう。
 しかしながら机の中には、黒が切れて赤だけ書けるやつだとかがそれなりの束で眠っている。捨てるのは忍びないにしろ、たまるのも気にかかる。
 赤だけでメモするのは何となく気が引ける行為なのは不思議ではある。赤で人の名前を書いてはいけない、という俗説も聞いたことがある。もちろん僕にはそんなルールは関係ないが、やはり赤で線を引くと重要すぎるような気がして、ちょっと注意を引きすぎる。最近はそういうこともあって青で線を引きすぎたために、珍しく青が先に切れたというわけだ。
 青で線を引きだすと不思議なことに黒だとちょっと線が弱い気がする。しかしやはりなんとなくもう一本買うには時期が早すぎる気がするので、赤や黒を多用した生活に慣れなければならないだろう。強弱の強い年末になりそうである。
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肥満は成績対象

2009-12-14 | culture
肥満の学生は卒業できない
 ここまで来ると、米国もあっぱれという気がするねえ。
 大学側はぜひ頑張って学生の主張を突っぱねてもらいたい。こんな思想がまかり通る米国の汚点として。
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落下の王国 The Fall (2008)

2009-12-14 | 映画
The Fall (2008) Official Trailer (HQ)


落下の王国/ターセム・シン監督

 まるで絵画のような美しい映像。むしろ悪魔的というべきか。残酷な血生臭さはあっても、ファンタジーとしての味付けのため苦しくはならない。むしろこの物語を語っている青年の絶望の深さと、少女の分からないなりの共感の純粋さが絡み合っていく姿が実に見事だ。絶望に苦しめられている人間の再生の道のりは、ひとえにそのかかわりの中から生まれていくということなのであろう。
 物語としてはよく分かりにくい部分はあるし、展開のつながりも荒唐無稽さに付き合わされることを思うと少し根気が必要かもしれない。しかし色遣いの見事さに思わず息をのむような見事な美術世界にはまりこんでいくと、改めて映画というものが芸術であったことに気づかされるのである。動く絵画が映画というものを作り上げていくということがよく分かる。そしてこれは精神世界の豊かさということでもあるのだ。

 それにしても以前の映画というのは、まさに体を張った命がけの製作現場が支えていたということのようだ。怪我が絶えなかっただろうし、この映画の青年のように重傷を負う者もいたのかもしれない。またはそのまま命を落とした者さえいたのだろう。
 そういう映画の現実のサイドストーリーとして、映画自体に対するオマージュとして、この映画は製作されたものかもしれない。
 まさに大人のための「ニュー・シネマ・パラダイス」ともいうべき作品なのだった。

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