“ラウンド・ミッドナイト”

2024-01-21 | 【断想】音楽

 ジーニアス・オブ・モダン・ミュージックVOL.1 (BLUE NOTE)
 1940年代後半の録音である。
 にもかかわらず、セロニアス・モンクのピアノは、モダンである。
  ジャズのスタンダードとなった曲がズラリ。
 まさしく、不朽の名盤。
 ・ラウンド・ミッドナイト
 ・ルビー・マイ・ディア
 ・エピストロフィー
 好きなナンバーだ。
 演奏者の中には、ミルト・ジャクソンやアート・ブレイキーもいる。


神よ、救いたまえ

2024-01-21 | 【断想】音楽

 アストル・ピアソラの曲を本人のバンドネオンで聞こうと思った。
 クロノス・カルテットとの演奏で、「ファイブ・タンゴ・センセーションズ」。
 〈ファイブ〉
 1.眠り
 2.愛
 3.不安
 4.目覚め
 5.恐怖
 時代や僕たちの住む社会のことを考えさせられる音楽だ。
 


“ベニスの愛”

2024-01-21 | 【断想】音楽

  オーボエ・コンチェルト/ケニー・ドリュー・ポートレイト(M&I)
 「ベニスの愛~ケニー・ドリュー・ポートレイト」のこと。
 木全信氏のプロデュースによってできたアルバムである。
 1982年から1991年にかけてレコーディングされた曲が収録されている。
 ベースは、ニールス・ペデルセン。
 ドラムは曲によるが、エド・シグペンとアルヴィン・クイーン。
 今夜は、これを聞いて、床につこう。
 「ベニスの愛」とされているのは、アレッサンドロ・マルチェッロの「オーボエ協奏曲ニ短調」である。
 マルチェッロは、マルチェルロとも表記される。
  「オーボエ協奏曲ハ短調(またはニ短調)」は、三楽章からなる後期バロックの曲。
 哀愁ただよう二楽章が、映画「ヴェニスの愛」で使われ、人気を博した。
 「枯葉」は、多くのミュージシャンが演奏している名曲。
 ケニー・ドリューの演奏は、6分を超えるもので、まさしく名演である。
 全体としては、ハードバップ調のドリューをも存分に楽しめる曲集と感じた。
 〈収録曲〉
 1.モア
 2.星に願いを
 3.ベニスの愛
 4.追憶
 5.枯葉
 6.月光
 7.夢
 8.マイ・ファニー・バレンタイン
 9.スプリング・イズ・ヒア
 10.エンジェル・アイズ