今夜は、ハイレベルなものに接したいと思った。
それで、選んだのが「SOLO ON VOGUE:ソロ・オン・ヴォーグ」の「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」。
これは、セロニアス・モンクの一番初めのソロ・アルバムで、その中でも傑出した曲だ。
贅肉を削ぎ落とした本体を表現するということ。
雑念を捨てて生きるということ。
そうであっても、個の色は残るということ。
そんなことをも考えさせてくれる名曲であり演奏だ。
《参考》セロニアス・モンクのソロ・アルバム。
1954 SOLO ON VOGUE:ソロ・オン・ヴォーグ(Vogue)
1957 SHELONIOUS MIMSELF:セロニアス・ヒムセルフ(Riverside)
1959 SHELONIOUS ALONE INN SAN FRANCISCO:セロニアス・アローン・イン・サンフランシスコ(Riverside)
1965 SOLO MONK:ソロ・モンク(Columbia)