“ラジオのように”

2021-08-07 | 【断想】音楽

 ラジオのように:COMME A LA RADIO(1969 Superionr Viaduct)
 ブリジッド・フォンテーヌBRIGITTE FONTAINE(ヴォーカル)
 アート・アンサンブル・オブ・シカゴ:AEC
  アレスキ・ベルカセム(パーカッション)
 シャンソン歌手のブリジッド・フォンテーヌが、AECをバックに歌う。
 1969年、ジャズが、他のジャンルと混じり合う流れのなかでの一枚。でも、ただの一枚ではない。歴史的名盤と評されている。
 ジャケットには、帽子をかぶったブリジッド・フォンテーヌのほっそりした顔が使われていて、どんな歌になっているのだろうと興味がそそられる。
 収録曲
 1.ラジオのように: "Comme à la radio" 
 2.短歌 II : "Tanka II" 
 3.霧 : "Le Brouillard" 
 4.私は26才: "J'ai 26 ans"
 5.夏、夏: "L'été l'été"
 6.まだ: "Encore" 
 7.レオ: "Léo" 
 8.子馬 : "Les petits chevaux" 
 9.短歌 I : "Tanka I"
 10.キャロル塔の駅長さんへの手紙: "Lettre à Monsieur le Chef de gare de La Tour de Carol" 
 ボーナス・トラック
 11.やに : "Le goudron" 
 12.黒がいちばん似合う: "Le noir c'est mieux choisi"

 聞いてみた。
 こんなものなのだろう。
 自然に聞けるが、特に、いいということはない。
 フランス語で、語るように、歌われる。
 よく分からぬが、高踏的な歌詞。


風変わりな少年

2021-08-07 | 【断想】音楽

 「ネイチャー・ボーイ」をナット・キング・コール以外の歌手で聞きたいと思った。
 たまたま見つけたのが、中本マリが歌ったもの。
 「ジャズ・ヴォーカル:ヘレン・メリル、中本マリ、笠井紀美子、サリナ・ジョーンズ」(ビクター)と言うアルバムに収録されていた。
 4人が、有名なスタンダード・ナンバーを、それぞれ4~5曲、歌っていて、中本マリが、「ネイチャー・ボーイ」。
 うまく歌っていて、いいんだけど、何か足りない。歌に登場する少年の形而上的な雰囲気・側面への認識の問題か。バックの演奏も含めて。
 ナット・キング・コールのを聞き直す。こちらの方が、歌のもつ性格をとらえているように思う。


「愛さずにいられない」

2021-08-07 | 【断想】音楽

 レイ・チャールズは、好きな歌手のひとりだ。
 行きがかりで、「我が心のジョージア」をとりあげたが、彼の歌は、それだけではない。
 「アンチェイン・マイ・ハート」「ワン・ミント・ジャンプ」他。
 これらは、「ヒズ・グレイティスト・ヒットvol.1」に収録。
 vol.2には、「旅立てジャック」「愛さずにいられない」他。


ジョージア・オン・マイ・マインド

2021-08-07 | 【断想】音楽

 レイ・チャールズが歌う「我が心のジョージア」を収録したCDは何種類も出ている。
 1.レイ・チャールズ/ジョージア・オン・マイ・マインド(STARLITE)
 2.レイ・チャールズ ブルース・ベスト/ジョージア・オン・マイ・マインド(LATINO)
 3.レイ・チャールズ ヒズ・グレイティスト・ヒットvol.1(DCC)
 レイ・チャールズのような人気歌手は、上記のようなヒット曲集が出される。
 それらは、この曲は、何時、何処で録音されたかと言うような記録には無頓着なことが多い。
 1は、ライブ録音、聴衆の歓声。フルートかピッコロのような音ではじまる。ハモンド・オルガンがバックに聞こえる。ラストにドラムが前面に出てくる。4分44秒。
 2も、ライブ。1と同じで、ピッコロ、ハモンド・オルガンの音がバックに。1の完全版かとも思わせる。やはり、ラストにドラム。6分45秒。
 3は、ストリングがはじめに。バックにコーラス、オケ。これは、1960年の録音と記録がある。この歌が、最初に広く知られることになったのだと思う。レイ・チャールズの声がとてもいい。


「ザッツ・ホエア・イッツ・アット」

2021-08-07 | 【断想】音楽

 スタンリー・タレンタインが、ピアノ・トリオをしたがえてのアルバム。
 ブルーノートからのピアノ・トリオ三部作の一枚。
 「ザッツ・ホエア・イッツ・アット」(1962 BLUE NOTE)。
 パーソネル
 スタンリー・タレンタイン(ts)
 レス・マッキャン(p)
 ハービー・ルイス(b)
 オーティス・フィンチ(ds)
 収録曲
 1.SMILE, STACEY
 2.SOFT PEDAL BLUES:ソフト・ペダル・ブルース
  落ち着いたムードで、聞かせてくれる。タレンタインの魅力は、こういう曲に感じる。
 3.PIA
 4,WE'LL SEE YAW'LL AFTER WHILE, YA HEAH
 5.DORENE DON'T CRY,:ドレネ・ドント・クライ
 6.LIGHT BLUE
 7.LIGHT BLUE
 このアルバム、いいな。そう、感じる。3部作のなかでも。
 聞いている時の自分の状況の違いは、大きい。
 音楽を理論的に理解するということが出来ないわたしには。