スタン・ゲッツのボサ・ノヴァ

2020-04-20 | 【断想】音楽

 ジャズ・サンバ/スタン・ゲッツ&チャーリー・バード(1962 verve)
 演奏は、以下の二人を中心に。
  スタン・ゲッツ:テナー・サックス
  チャーリー・バード:ギター
 曲は、「ディザフィナード」、「鵞鳥のサンバ」他。
 メシアンを聞いた後に、こう言うのを聞くと、音楽もさまざまと感じる。


“生と死への賛歌”

2020-04-20 | 【断想】音楽

 オリヴィエ・メシアン(1908-1992)の「トゥーランガリラ交響曲(1946-48)」。
 この曲のこと、次のように言われる。
 以下、あちこちからの寄せ集めで、いささか脚色。
 ・20世紀現代音楽の金字塔
 ・交響曲の常識を遙かに凌駕
 ・交響曲史の終焉を思わせる
 ・型破りの10楽章構成
 ・メシアンの作曲話法の集大成
 ・極彩色のオーケストレーション
 ・宇宙的な普遍の愛をテーマにした超大作
 ・生と愛の謳歌
 ・愛の歌、喜び・時・運動・リズム・生と死への賛歌
 ・雄渾な音壁画
 ・音響の虹
 久しぶりに聞き、これらの評に接し、確かに凄いと感じる。
 その音空間は、天上にひろがっている。
 形而上の世界だ。
 地上のいとなみからは遙か遠くにある。
 確かに色彩にあふれ、見たことのない虹がかかっている。
 もし、絶海の孤島で、一人きりで、夜空から、あの音が響いてきたら、どうだろうか。
 きっと、もっと、目が眩むだろう。
 身動きがとれなくなるだろう。
 何枚かのCDがあったので、どれで聞こうかと迷った。
 「官能派の小沢征爾」のものにしようかと思ったが、新しいものにした。
 ミュンフン:指揮
 パリ・バスチーユ・オーケストラ
 イヴォンヌ・ロリオ:ピアノ
 ジャンヌ・ロリオ:オンドノ・マルトノ
 グラモフォン盤


日本狂詩曲

2020-04-20 | 【断想】音楽

 伊福部昭の「日本狂詩曲;JAPANESE RAPSODY」((1935)。
 山田一雄:指揮
 新星日本交響楽団
 fontec
 曲は、「夜想曲」と「祭り」の2楽章。
 何というか、日本なんだ。
 伊福部昭という人のこと、信用できるなと感じさせられる。


森を感じさせる曲

2020-04-20 | 【断想】音楽

 IFUKUBE, Akira:伊福部昭
 Ballata Sinfonica:交響譚詩(1943)
 Malmö Symphony Orchestra:マルモ・シンフォニー・オーケストラ
 Jun'ichi Hirokami;conductor:広上淳一;指揮
 BIS
 シベリウスの「交響詩タピオラ」を聞いて、森を感じさせる曲を聞きたくなった。
 伊福部昭の「交響譚詩」は、森でなく、杜かな。


古代の「森の神」

2020-04-20 | 【断想】音楽

 シベリウスと言うと、「フィンランディア」を聞くことが多い。
 今日は、「交響詩タピオラ op.112」.
 バーヴォ・ベルグルンド指揮
 フィルハーモニア管弦楽団
 EMI
 森の神タピオとその領地タピオラのことが描かれている。
 北欧の森は、日本の森とは違うかも知れない。
 でも、日本とフィンランドは、ともに国土における森林面積率が高い国。
 似た感覚もあるものと思う。
 森を感じさせる音楽。


「無伴奏チェロ」

2020-04-20 | 【断想】音楽

 J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」(BWV1007-1012)。
 この組曲は、第一番から六番まで、6曲で構成。
 すべて、舞曲となっている。
 この曲の演奏では、カザルスのものが有名。
 今日は、マイスキー盤(ポリドール)。
 久しぶりに、CDケースを開いてみたら、3枚組の3枚目、第5番と第6番CDが駄目になっていた。
 もったいないことをした。
 「第3番ハ長調 BWV1009」だけにしようか。


パイヤールでブランデンブルク

2020-04-20 | 【断想】音楽

 J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲第五番ニ長調 BWV1050」。
 皆川達夫氏が、フランス的な明晰さが特徴と評していたパイヤール盤で聞く。
 指揮:ジャン=フランソワ・パイヤール 
  パイヤール室内管弦楽団
 DENON
 リヒター盤にくらべ、第一印象は、ソフトできれいな親しみやすさ。
 音にふくらみがある感じなのだ。


「ブランデンブルク協奏曲第5番」

2020-04-20 | 【断想】音楽

 J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」。
 その名は、北ドイツのブランデンブルク伯に献呈されたことに由来している。
 第一番から六番まで、各10~20分くらいの曲。
 各曲の楽器編成は、協奏曲と言うことで、独奏楽器群と合奏楽器群に分けられる。
 とりあえず、「第五番ニ長調 BWV1050」を聞こうかと思う。
 第五番の独奏楽器は、フルート、ヴァイオリン、チェンバロである。
 合奏楽器は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ(通奏低音)。
 アレグロ(速く)、アンダンテ(ほどよくゆっくり)、アレグロ・アッサイ(非常に速く)の3つの楽章でできている。
 先ず、皆川達夫氏が一番に薦めていたリヒター盤で聞く。
 指揮:カール・リヒター
 ミュンヘン・バッハ管弦楽団
 フルートは、オーレル・にこれ
 ヴァイオリンは、ハンスハインツ・シュネーベルガー
 チェンバロが、カール・リヒター
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