“Eridanos”

2018-11-07 | 【断想】音楽
 クセナキスの管弦楽曲「Eridanos(エリダノス)」(1973)。
 オーケストラは、68楽器。
 《 アルトゥーロ・タマヨ;指揮/ルクセンブルク・フィルハーモニック/Timpani》
 時々、感じるな。
 遠くから、何かが、得体のしれないものが近づいて来る感じ。
 ラヴェルやファリャにもある感じだ。
 ラヴェルやファリャは、ワクワク感。
 クセナキスは不安感。
 生きた時代が違う。
 血も氷る大量殺戮兵器のある時代なのだ。
 クセナキスの音楽は、半端でないところがいい。