ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中3数学 中間テスト過去問、タイルの規則性

2008-10-13 | 本日の授業

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写真は、081009、中3数学の授業です。

この記事を書いている081013は、中間テスト対策講座でした。
中2と中3の理社(中3は国語の作文)を勉強しました。
中2の理社の範囲が広いですな~★

さて081009は、篠津中2学期の中間テスト前です。
この日は、まず昨年の中間テストの問題を勉強しています。
相変わらず、規則性の問題が入っていますね。

この問題と、大きい問題2問。
これらを授業で解説しました。
分量は、中間テスト全体の1/4くらいですね。

あとは、個別に自分の力でやってもらいました。
2次方程式の計算とか、2次関数の特長とか・・・。
あまり難しくないですから♪

タイルの規則性の問題です。
「1辺が1cmのタイルを次の図のように並べてできる図形について、下の問に答えなさい」

(1)n段のときの面積は、何平方cmですか
(2)面積が28平方cmになるのは何段のときですか

まず、2段目のタイルを逆さまにしてください。
そして、元の2段目のタイルにドッキング~(←エドはるみ風に)させてみてください。
そうすると、「タテ2×ヨコ3=全体6」の長方形になりますね。

でも、これだと面積は2倍になってしまうので・・・。
そのあと、1/2にしましょう。
これが思いつくと、式が考えやすいと思いますよ~♪

3段目、4段目も、逆さま&ドッキング~(←シツコイ)。
さらに、それを1/2にしてみてくださいね。

1段目 1平方cm タテ1×ヨコ(1+1)/2 = 2/2 = 1
2段目 3平方cm タテ2×ヨコ(2+1)/2 = 6/2 = 3
3段目 6平方cm タテ3×ヨコ(3+1)/2 = 12/2 = 6
4段目 10平方cm タテ4×ヨコ(4+1)/2 = 20/2 = 10

図からは、このような規則性が求められます。
だから、n段目もわかりますよね。

n段目 ?平方cm タテn×ヨコ(n+1)/2 = n(n+1)/2

ということで、「n(n+1)/2〔平方cm〕」が(1)の答えです。

式ができれば、あとはカンタンですよ。
(2)で、面積が28平方cmですが、式に当てはめればよいのです。
モチロン、2次方程式で解いてくださいね♪

n(n+1)/2=28
n(n+1)=56 (←両辺を「×2」した)
n2乗+n=56 (←カッコを外した)
n2乗+n-56=0 (←56を移項した)
(n+8)(n-7)=0 (←因数分解した)
n=-8
n=7

ということで、「-8段目」はないので「7段目」が正解です。

驚いたことに、この問題・・・。
中3塾生全員が、解説する前に解けたとのこと!
やりますね♪

この過去問では、少し見慣れない問題がありましたね。
それは、「n角形の対角線の本数」の問題です。
こっちのほうが難しかったかも・・・★

n角形の対角線を求める公式は「(n-3)×n÷2」ということで。
理屈は、六角形を例に出しながら、詳しく説明しました。
これも、結局2次方程式で解くことになりましたね。

まあ、こちらのほうは、アビットの授業で聞いてくださいね。

とにかく数学は、90点以上・・・、いや100点を目指してくださいね♪

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きっとできます☆

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