梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

政治の側面

2014年06月14日 05時28分05秒 | Weblog

ある家族の写真展です。子供達の誕生日の写真、家族旅行の写真、自宅の玄関前で双子の弟とお姉さんの写真、幸せに暮らしている家族が写っています。しかし、その長女の13歳の一枚の写真をもって、写真展は終わっています。

これは北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(拉致当時13歳)の写真展です。衆議院第一議員会館で6月10日から始まったもので、初日の開会式には安倍晋三首相も掛けつけ、めぐみさんの両親と面会をした記事が、新聞にも載っていました。

一般公開されたものではありませんでしたが、私は11日に、議員会館に入るチャンスに恵まれ見て来ました。衆議院の議員の方を鉄鋼仲間の社長が知っていて、その社長から声が掛かって、もう一人も参加して国会見学も兼ね行って来ました。

国会見学は小学生の頃、社会見学として行ったはずですが、あまり記憶にありません。現在は、一般としても申し込みをすれば、衆議院も参議院も見学は出来ます。しかし議員会館には、議員に陳情に行くのなら別でしょうが、普通は中々入れないところです。

衆議院会館も参議院会館も、国会議事堂とは別棟ですが、地下通路で繋がっています。写真展を見た後、議事堂の中にある議員食堂で昼食をとりました。今回これも楽しみにしていた企画です。私は天丼を注文しましたが、味も値段も普通でした。

しかし、天井が高く重厚な食堂で、普段議員がここで食事をしていると思うと記念にはなりました。食事中に、その議員の方が委員会の最中、我々の処に挨拶に来られました。終始案内は、第一秘書の方が、約二時間の時間を割いて下さいました。

国会議事堂は、向かって左側が衆議院、右側が参議院で、中央玄関を挟んで左右対称の建物です。建築期間は17年間 (大正9年~昭和11年) にも及び、工事述人数は254万人も費やし、見どころも沢山あり、時間を作って見学する価値はあります。

議事堂内には、議員食堂とは別に吉野家が出店していて、特別メニューの牛重1200円があります。売店では国会にちなんだ面白いグッズもあり、アメノミックスという、三種類の違う味が入った飴を買って帰りました。

終盤には鳩山邦夫議員と廊下ですれ違い、観光気分でいた我々はここは政治の場所であると再認識し、国会議事堂を真裏から見た背景をバックに集合写真を撮って(政治を裏から見て)解散としました。それにしても、拉致問題は風化してはならないと感じています。
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