梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

浅草と私

2009年08月13日 10時33分38秒 | Weblog
先週の日曜日、16歳の息子と浅草に墓参りに行きました。台東区西浅草にあり、正式名称は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺である、そのお寺にお墓があります。境内は四千坪以上もあり、この界隈寺院が多いのですが、一際大きいお寺です。

前の日の8日土曜日は、会社の方針発表と社員研修会がありました。毎年のことですが、前期6月の決算が締まり新年度の経営目標を発表するこの会は、私にとっては大きな区切りです。と共に、今までの準備やら緊張感から開放される瞬間です。

家内は一週間前に彼女の実家山形酒田に行っていて居ませんでしたので、また娘も仕事で忙しく、息子と二人の墓参りとなりました。

その後の楽しみは、いつもの事ですが、浅草をブラブラすることです。その日は、ビヤーホール風のレストランに入り、遅い昼食を取りました。生ビールが腹に染み込みます。溜まっていた疲れも、少しずつ取れて行く感じです。

最近の浅草は、外人観光客が増えました。上野や浅草は長期滞在する、外国人用のホテルや旅館も多いのでしょうが、江戸文化の観光名所として見直されて来たようです。また観光用の人力車も近年目立ちます。殆ど外人は乗っていませんので、日本人で利用する人が多いのでしょう。

まだ暑い昼下がりを、食後二人で歩きました。写真は浅草寺境内で、左半分切れている宝蔵門、真ん中に五重塔、その隣に見えるのが浅草ビューホテルです。本堂は右手奥で、現在は修復工事中で、すっぽりと幕が張られています。

息子とこの様に歩いていると、昔のことを思い出します。両親がよく私達子供を連れて、浅草に遊びに来ました。六区街で映画を見たり、花やしき遊園地に入ったり、その後必ず外食をする。昭和30年代まではこの様なことが最大の娯楽でした。

小学生低学年の頃の息子とは、、仲見世の玩具で釣っておいて、週末の私の気晴らしに付き合せたものでした。親に似るものです。知らず知らず同じ様なことをしています。
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