銚子・角巳之・三代目

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時間軸①

2024年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は成田方面から銚子を繋ぐ“広域農道”...その入り口付近。かつて“干潟八万石”と呼ばれた
豊かな穀倉地帯(銚子のお隣・旭市)の夕暮れ時...。ここはお気に入りの風景、時間であり
この場所、初夏は緑色⇒秋は黄金色⇒冬場はこげ茶色...と季節によって顔を変えて参ります。

あくまでも私がそう感じる。というだけのことですが、この場を通ったり、停車して風景を
眺めておりますと、何故か“時間軸”という単語が出て参ります。一つにはかつてお世話になった
先輩方(農家の方々)とこの道を通り、あと何回田植えが出来るかな~。この言葉の存在...。

(農業)生産者にとって、あと何回田植えが...という言葉はそのまま、あと何年生きられるの
だろうか?ということと同義語。食料としての“お米”は、今そこにあるか、ないか...それだけ
の世界。しかしその米づくりには生産者の人生の時間が投影されている...。

最近盛んに地域共生だ、地域産品の販路拡大だ...。私の周囲でも良く聞こえて参りますが、
甚だ生意気ながら殆ど乾いた音にしか聞こえておりません。乾いた...、発せられた後にすぐ
何処かに行ってしまうような、軽くて...。(続きは次回に)