銚子・角巳之・三代目

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新川にて①

2024年05月15日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子から九十九里方面に向かう道すがら...。千葉県道飯岡~一宮線(通称:九十九里ビーチライン)
を走っていると写真のような風景を目にします。川が海に注ぐところ...。釣り好きにとって、この
場に立てば竿を出さずにはいられない...かと。確かにルーアマンらしき方...多いです。

この場付近に来ると、暫し車を止めてルアーマンの奮闘を見ております。釣れるか釣れないか?
よりも、こういう場に佇む...。そんな瞬間が何とも贅沢と思える今日この頃であります。そして
最近になって、この川が“新川(しんかわ)”であることに気が付きました...。

新川...、東庄付近から旭市を貫いて九十九里に注ぐ、人工の河川...。専門家の方にお聞きしたところ
もともとは江戸時代に、干潟にあった“椿海”(つばきのうみ)という湖を埋め立てる際に、湖の水
を抜く為の人造河川であるとのこと。埋め立てた椿海は“干潟八万石”という肥沃な田んぼに...。

この干潟八万石付近に、大原幽学の里があり、銚子のお隣・旭市では平成13年からこの場所で
“田んぼの生き物調査”という活動を行っておりまして私も何度か参加しておりました。川の上下流、
時間(過去と現在・未来)...、様々なことが繋がって参りました(続きは次回に)