銚子・角巳之・三代目

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過則勿憚改!

2022年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

過則勿憚改...、過ちては則ち改むるに憚ること勿れ...。確か論語の一節かと思います...。要するに
間違ったと思ったら躊躇せず改めよ...ということ。また、過ちて改めざる、これを過ちと言う...。
ほぼ同義語と思います。双方ともに人間誰しも間違いを犯す...が、問題はその後ですよ...ということ。

そもそも間違いそのものに気が付いていないのであれば、よほどの鈍感か、周囲に過ちを指摘して
くれる人がいないか、あるいは確信犯...。過ちを認めるなど“面子(メンツ)”に関わる...。これ
最悪のケースであります。面子(メンツ)...この場合は、誇りと言うよりただの意固地...。

今起きている問題の多くは、“自分が生きてる範囲で答えが出ない”領域が殆ど...。今の決断が20年、
30年後にどうなっているか?生きて見届けることが出来ない場合、そんな先のこと、知ったこと
か?...であるか、出来るだけ多くの方々の意見を吸い上げる努力をするか?...。どちらかであります。

いくら意見を聞いたってまとまらない...ことは十分承知しておりますが、そんな意見に屈したら、
面子が潰れる...と思っているなら、冒頭の言葉を思い出すべし...と。人は誰しも間違うものです...。
間違ったら改める...メンツとか何とか複雑怪奇にしないで、単純明瞭でありたいと思っております。