過日、某所にてツバメを見ました...。飛んでいる所でも、巣作りの最中でもなくコンビニにある
郵便ポストにて...。コンビニの軒先には高確率でツバメの巣が掛けられておりますので、この
ツバメは巣作り場所の吟味中であったかもしれません...。ツバメの巣...幸運でもあるし迷惑でも..。
ツバメは人間の育てている穀物は食べずに、その周囲にいる害虫を食べてくれることから、稲作
における益鳥であり、古くから様々な言い伝えの有る鳥であります...。多くの場合は幸運や豊穣
と関連付けられておりますが、そこは野生動物...。糞の被害等、これまた困ったものでもあります。
ツバメが低く飛ぶと雨なる格言あるようです...。雨が近づくと湿気が多くなり、湿気が多くなると
ツバメのエサとなる虫の羽が重くなって低い場所で飛ぶようになる...。自然、それを捕まえようと
するツバメも低く飛ぶ...。人間と長年共存してきたツバメだからこその逸話と思います。
ツバメは野生動物であり、鳥獣保護法で守られている...。民家であってもツバメの巣を破壊したり
卵を割ったりすると法に触れる可能性があるのだとか...。私の知人はこの季節、ごめんなさいね...と
言いながらアルミホイルを軒先に貼っております。ツバメの巣防止のやむを得ない措置だそうです。