銚子・角巳之・三代目

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ご馳走...。

2022年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

これを何と表現したらよいか...。過日、お客様方が急きょ、銚子へ宿泊されることになり
ました...。遅い時間で飲食店の予約もしておらず、そんな中・仲間の一人がそれでは私が
...となりまして...。即興でお寿司を握ってくれました...。一同ビックリでありました...。

元々和食の料理人さんで、現在は魚の仲買人...。魚や料理に付いてはプロ中のプロである
ことは知っておりましたが...。白身はキンメ、マコガレイ、タイ。赤身はマグロ...。すべて
銚子港水揚げで、これらを思い立ってから1時間ほどで作り終える...。凄いの一言です。

ご馳走の馳走という字は、元来、お客様をもてなすために馬を走らせ、食材を集めて回る
という意味が含まれているようです。鮮魚商で魚が身近にあり、腕も確かと言う前提は
あったにせよ、これが出来上がるに至る道筋は、ご馳走(おもてなし)そのもの...。

急な依頼だったので、ごはんが無く、レトルトパックのご飯をシャリにしたり、工夫も
随所なのですが、完成したお寿司は何とも贅沢であります。これをお店で食べたら一貫
いくらになるのだろうというのは野暮と言うもので、ご馳走頂き、感謝・感謝です...と。