先日、御城印なるものが存在する...と書いたところですが...。お客さんを銚子駅まで送った際、
駅中にある観光協会にて“御城印”のポスターが貼ってありましたので、早速購入して参りました。
寺社の御朱印は、御朱印帳にその場で書いて頂くことが殆どですが、こちらは書置き...。
位置づけとしては記念品...、と捉えれば良いのだろうと思います。銚子には高崎陣屋と中島城の
2枚があるようです。HP等で確認すると、全国1133ケ所の御城印(城郭跡など含む)が
あり、その数・3507枚...。熱狂的なファンがおり、静かなるブームになっているようです。
お城...。要するに戦いの基地であり、権力の象徴であり、戦いが絶えない時代...、人々の心の
拠り所...。殊に鎌倉幕府成立~承久の乱を経て武家政権の始まりから幕末の大政奉還に至る
約700年くらいの間の出来事...。そのお城が今、歴史的な遺物となっております...。
建物だけでなく、人の心も変わって参ります。何よりも変わらないものなど何もなく、今の生活
もやがて歴史的な遺物と一括りになって行くのだろうと思います。御城印ブームになっている
ようですから、たんなる収集ではなくて、歴史ロマンに触れる契機に...と思います。