銚子・角巳之・三代目

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今年も藤棚③

2022年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム

山門・入り口付近で名物:タコの滑り台が目に飛び込んで参りました...。これは何代目なのか
分かりませんが、記憶を辿れば...50年前もこの位置にあったように思います。これは懐かしい...。
そして木国会(もっこくかい)碑...。銚子人のルーツであり、産業基盤を作った方々を称える碑。

碑には、“銚子港もと海浜の一僻地・今日の繁栄はひとえに我が紀国人の開拓の功による”...とあり
ます。この碑は明治36年に建てられたそうです。銚子港は現在、11年連続水揚げ量全国一と
言われておりますが、これは...、この碑のこの文章にすべての答えが詰まっているのです。

私も先祖を遡ると紀州・和歌山県に辿り着きます。天保2年と家系図にありましたので、比較的
新しい方ですが、その何百年も前に黒潮に乗ってやってきた木の国(和歌山県は木の名産地なの
で...)の方々が、それこそ命懸けで銚子港の建設や漁法の基礎を作って行ったのであります...。

水が飲めるのは・井戸を掘ってくれた方がいたからだ...という名言あります。先人たち(開拓者)
の苦労に想いを馳せると...。もともと海の突端の僻地だったじゃねえか。自分達だけで何でも
やってきたと思うのは大間違いよ...この子孫どもめ...。そんな声が聞こえて来るようであります...。