銚子・角巳之・三代目

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解釈違い...①

2021年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

高名な僧侶にして作家である女性が99歳で亡くなった...。その痛快な生き様、語り口にファン
も多く、ここ数日は追悼番組が多いものですから良く拝見しております。その生き方に否定的
な方が多い一方、熱烈なファンも多い...。これが自分の人生を生き切った方の姿であろうと思います。

象徴的な言葉として、愛するとは許すこと...と。この言葉に接し、私自らがここ数年感じてきた
ことと相まって、言葉の解釈ということ、暫し考えておりました...。この方が世間から人の道に
外れて...と批判され続けてきた時、何を思いましたか?と問われ、腹の底で死んでしまえと....。

仏門に入られた方が、他者を死んでしまえ...などと穏当ではありませんが、間違いなくそう思った
のだろうと思います。いわんや我々凡人をや...であります。とんでもない酷いことをされた相手を
許す...。神様、聖人でもあるまいし、綺麗ごと抜きで腹の底から許すことが出来るのだろうか...。

腹の底を隠し、綺麗ごとを並べたところで、本当に解決するのか?と疑問に思っていたところ、
この言葉、愛するとは許すこと...実は解釈の仕方(発する側でなく、受け取り手)が違っている
のではないかと感じております。この話題、少し続けます。