衆院選が終わりました...。ここではどの党が...、どの候補が...ということは抜きにして率直に
感じたことを...。やはり既存の政治に意見を言うなら、代案を示して...かつ（これが非常に重要
なのですが）執行体制を明示する。既存路線に反対だけでは民意は動かない...これ実感です。
そりゃ耳障りの良い事を言われれば、それを信じたいのが人情...。ただし１年、また１年と人生
を生きて来れば、耳障りが良い話には裏があるのでは？他のどこかに不具合を起こすのでは？
そう感じるものです。そして何を？よりも、誰が？どうやって？...こちらの方が重要だ...と。
選挙期間中...街中で、誰のせいだ！誰のせいだ！という絶叫を耳にしてゾッとしました...。
かつて本で読んだ、人類史上最悪の独裁者と呼ばれる方の手法と全く同じだと感じてしまった
からです。あなたの生活が苦しいのは誰のせいだ！ その言葉に国民は熱狂する...。しかし...。
この独裁者はやがて、自らは神に選ばれたと勝手に解釈し暴走する...。これを生んだのも民意と
するならば、耳障りの良い話にはご注意あれ...。批判をするなら代案を示し、その執行（責任）
体制を示してください...。選挙の結果は概ねそういう民意だったように思います。