銚子・角巳之・三代目

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共生①

2021年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、新聞等で良く見掛ける言葉...“共生”...。読んで字の如く、共に生きよう...。綺麗な言葉
です。海を眺めていたら、ちょうど入港船が入って来るところで、漁船上空にはカモメが
乱舞しておりました...。これも共生というのでしょうか? 共生...生物学用語のようです。

共生と一口に言っても、実はいろいろな形があるようです。1)共生者の双方が利益を受ける
相利共生。2)一方のみが利益を受け他方は利益も不利益も受けない片利共生。そして3)
一方が利益を受け、他方が不利益を受けること...これを寄生と呼ぶのだそうです...。

1)相利共生の事例は、イソギンチャクとクマノミ(魚)...。アニメ映画でもお馴染みの
コンビでありますが、クマノミはイソギンチャクを隠れ家とし、イソギンチャクはクマノミ
が取ってきたエサのおこぼれを頂戴する...。このように双方に利益がある状態...。

2)片利共生の事例は、ジンベエザメとコバンザメ...。コバンザメはジンベエザメにくっ付
いて、エサのおこぼれを食べるという利益がある一方、ジンベエザメはさしたる利益なし...。
ジンベエザメはそんなコバンザメを振り払おうともしない...。(続きは次回に)