銚子・角巳之・三代目

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SG(セーフ・ガード)③

2021年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム

現在スーパー等の売場を見ると、①和牛、②交雑種、③国産牛、そして輸入牛(豪州・米国等)
が並んでおります。和牛の定義等は省略します。交雑種はホルスタイン(乳用種)のメスに、
和牛を掛け合わせたもの。国産牛とはホルスタインのオス(去勢)を指しております...。

日本人は生乳を好み、現在(日本で)販売されている牛乳の自給率はほぼ100%です。
そのためには、一定量のホルスタイン(メス)を確保しておく必要がありますが、乳を出す
のはメスのみ...。ほぼ半数生まれてくるオス...。去勢され肉牛として肥育、販売されますが...。

牛肉自由化は、この国産牛(ホルスタイン・オス・去勢)のラインを直撃しました。味も
美味しさのうちという名言ありますが、まさに国産牛の価格帯と輸入牛がほぼ同じ。国産牛は
半丸という大きな単位で購入しなければならないけれど、輸入牛は部分肉で購入可能...。

価格帯がほぼ同じ。一方は国産、他方は輸入。と言っても国産は乳用種、輸入は肉用種...。
購入する際も無駄が少ない(欲しい部位だけ買える:これはスーパー等の仕入段階の話ですが
ここに無駄が無くなれば販売価格も下げられる訳でして)...。続きは次回に。