銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

四月七日の...①

2021年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は銚子・七ツ池の(桜)...。七ツ池は農業用のため池でありますが、かつては2,000本以上
もの桜が咲き誇り、池の上にボートを並べ桜を愛でる観光名所であったと聞いていましたが...。
現在はちらほら...程度、曇天も相俟って(午後3時頃)でありましたが、何となく暗い感じで...。

地元有志の方々や、中学生が周辺の掃除や管理をされているようですが限界もあり、かつての
ように復活させることは非常に厳しいようであります。桜は日本の美意識を象徴するものである
だけでなく、桜に集う人々、地域の栄枯盛衰を見届ける“生き物”のような気がしております...。

先日、ある本を読みました...。題名は四月七日の桜。副題は戦艦大和と伊藤整一の最期。
伊藤整一(海軍大将)は、昭和二十年四月七日に戦艦大和と共に海に沈んだ、連合艦隊最後の
司令長官...。過去にも幾多の名優が演じており、そんな映画の場面を思い出しておりました...。

戦争反対の立場を貫きながら、時代の波に翻弄され、日本海軍の象徴・戦艦大和と共に散った
名将。ご長男は特攻隊に志願して沖縄に散り、生家は東京大空襲で焼け、奥様も亡くなり...。
伊藤長官が生前に植えた桜の木はだけは、今も命日・四月七日に満開となる...。続きは次回に。