銚子・角巳之・三代目

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トンネル・だいこん②

2021年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム

知人のだいこん生産者に、収穫から出荷までの流れを見せて頂きました...。収穫はほぼ人力...。
1本、1本手で抜いております。収穫体験で1~2本抜いて、感動した...。そんなレベルでは
なく、何千本を数人で...。これは非常に過酷な労働であります...。

収穫されただいこんはトラックに積み込まれ、各農家の作業場に運ばれます。今度は1本・1本
洗浄...。最近は洗浄機があり、仕事はだいぶ楽になったようですが...。それでもこれまた重労働
です。その後、選別...。これも1本・1本目視にて、それから箱詰め・出荷となります。

出荷に際しては非常に厳しい出荷基準があり、キズ、曲がり等々、これでもかというくらい、
容赦なく規格外が出ておりました...。もったいないと思うものの...、やはり基準を決めてある以上
それに従うことが信用でして...。その後、淡々と時間が過ぎて行きました...。

トンネルだいこんの栽培風景は、銚子の冬の風物詩であります。生産者の平均年齢が大幅に上がっ
ているなど、様々な課題を残しておりますが、生産者の方々の絶え間ない営みが街の風景を作って
おります。この畑、夏には一面マリーゴールド畑になります。これまた風物詩であります。