銚子・角巳之・三代目

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工業地帯&自然エネルギー

2019年11月19日 | SDGs
写真、銚子から鹿島方面を...。途中の神栖市(波崎海岸)沿いには無数の風車があります...。
この波崎の風車は歴史が古く、(国内の)自然エネルギーの分野においては、先駆者として
各方面で話題になることが多いかと思います。今回はこの構図...。鹿島工業地帯の煙突から
出てくる煙と風車(自然エネルギー)...。煙突からの煙が公害だ...なんて話では全くありません。
40年以上前の、あの複合汚染の時代ならいざしらず、昨今の環境対策は物凄いですから。
何よりも鹿島工業地帯へ銚子から勤務される方は非常に多く、この存在は地域の盛衰と同義語...。
銚子は就労人口(15歳以上)の約10%が一次産業(農業、漁業、畜産業)従事者、他地区
の約3倍規模と非常に高いけれど、詳しい統計資料は見ておりませんが、感覚的にはこの10%を
上回る方々が鹿島地区にて勤務されているのだろうと思います。要するに生活基盤にされている
方が非常に多い。SDGsの各項目眺めると、自然エネルギーの推進という項目もあるけれど、
他方、経済成長も働き甲斐も...とか、究極的に生活基盤がある。ということ、貧困をなくそう
とか、住み続けられる街づくり...に通じるし...。ややもすると、自然エネルギーで100%
賄うとか、同様にダムなんかいらないとか、一方に注目が集まると、他方はいらないかの如き
極端な意見が出てくること、多々あるのですが、それぞれ車の両輪であります...。あれも、
これもで折り合いを付ける。その折り合いは人間の叡智の結集...と。この(写真の)構図、
何か象徴的でありました。