銚子・角巳之・三代目

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なんでもあり...。

2019年11月06日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、畑のサギ、水揚げ時のカモメ、ウの話題...。生きるためには食べねばならず云々...と。
とにかく食べていかなければ、生きていけない訳ですので、なんでもやってみる。決して恥じること
ではありません...。かくいう私も、東京の会社員時代であればいざ知らず、銚子に戻って15年、
仕事と稼ぎ(しのぎ)は別物。このこと、骨身に染みております。本業なんてもはや存在しない、
安定など幻想だ...そんな時代...、尚更のことです。先日、銚子電鉄本社下の直売店を訪れた際、
この本見つけました...。崖っぷちの銚子電鉄...。苦境は自虐で笑い飛ばせ...。凄い本です...。
銚子電鉄の創業は、前身の銚子遊覧鉄道に遡れば1913年(大正2年)とのこと。地域に必要と
されて誕生した鉄道が、戦争はじめ時代の波に翻弄され、幾たびかの苦境に陥るも、その都度、
知恵を結集し今日に至る経緯が記されております。理想は重要ですが、理想を実現するためには
お金が掛かる...。かの二宮尊徳翁も、道徳なき経済は罪悪である。しかしながら経済なき道徳は
寝言である...と。銚子電鉄の駅では、たい焼き売っていて、そのたい焼きのアンコが入っていた
業務用の缶...、これをちり取りに加工して販売していたこともあったような...。最近はぬれせん。
そのままでも美味しいですが、トースターで20秒ぐらい炙るとさらに美味しく...。ちぎって
お茶漬けに入れる人も...。人を騙したり、欺いたりしている訳でも、法を犯している訳でもなく、
ただ生き残るために必死で、なんでもあり...。この感覚、これからの時代を地方都市に生きる者に
とって、不可欠と思う次第であります。自虐の連発に是非はあるようですが、それでも確かに
本日も銚子電鉄、走ってます...。

崖っぷち銚子電鉄 なんでもありの生存戦略
竹本勝紀,寺井広樹
イカロス出版
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