銚子・角巳之・三代目

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売上病②

2019年11月23日 | SDGs

コンビニにおける諸問題、24時間営業の是非とか、本部と店舗の利益配分とか、店舗での
売れ残り食材...とか。最近、毎日のように報道されております。そこに土用の丑の日(ウナギ)、
クリスマス(ケーキ)、節分(恵方巻)の大量売れ残り問題が、フードロス問題と重なり、
もったいない...、なんてことを...。すべからく便利を求め過ぎた反動。責任は我々消費者にも
あり、このことで販売側だけを攻撃するのは筋違いかと私は思っておりますが...。TV報道で、
某コンビニが、本年のクリスマスケーキの販売は予約分だけにします...と。このコンビニ、
土用の丑の日、ウナギの販売も同様のことを行い、売上は20%減ったが、ロスは80%も減り、
会社全体では増収となった...と(数字に関しては一杯飲みながらの聞きかじりですので違って
いたらご容赦を)。売れたかもしれないのに商品を用意していなかった。これチャンスロス(機会損失)
などと言われ、売上病にかかると酷く叱られるパターン...。故にある種の強迫観念にかられた
店舗の方々は、商品を多めに仕入れ...。残ったら...廃棄...。で、最初はもったいないと
思うものの、だんだん罪の意識は薄れ、最後は何も感じなくなる。廃棄のことより、目標売上を
達成できたか否かのみが関心事。それでも売上が上がっているうちは、その廃棄ロスは目立たない...。
やがて売上が頭打ちになり、同様のことを繰り返していると、今度はその何十倍もの感覚で、廃棄ロスが
問題となって...。昨今はそこに社会的な機運も高まり、この問題はたんなる経済的問題だけでは済まされ
なくなってきた...。そんな流れでしょうか。続きは次回に。本日も写真は本文に何の関係もなく。
マグロ船とカモメ...。カモメの陸(おか)上がりは雨...。漁師町にはそんな格言ありますが、
まさにその構図であります。