銚子・角巳之・三代目

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八丁堀にて①

2012年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7898_2 Img_7900_2 バーニャカウダに続いて出てきたもの...。白レバーのペースト。パンに付けながら...。通常のレバーペーストは欧米の食生活の中では定番だそうで、食の欧米化に合わせ日本でもかなり定着してきたように思います。しからば白レバーとは何ぞやということですが、レバーがフォアグラ化したもの。要するに暴飲・暴食で肝臓が肥大化し、白くなった鶏のレバーの事か?....と、わが身の右下腹部をさすりながら....。だとすればあの濃厚さ美味しさは納得であります。そのものが美味しいだけでなく、他の食事を誘発する、アルコールが進む...。これではいかんと思いながら...。アンチョビもそうですが、製造に非常に多くの手間が掛りながら、食するのはほんの少量という食品があります。ただしそれがあるとないとでは大違い...。食べ物も人もかくの如し....。日本の発酵食品などその典型。発酵食品は“待つ”という時間までもが凝縮されて参ります。理屈抜かさず美味いものは美味いでいいじゃねえか。という事でありますが、そんなことを考え続けているのはある種の職業病なのかもしれません。