銚子・角巳之・三代目

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地物・出戻り・流れ者⑤

2007年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1629 銚子に限らず、独居老人の孤独死が社会問題化しております。山あいの耕作放棄地には産業廃棄物の不法投棄。地方病院の惨状、老人ホームの入居待ちが数百人....。後継者がいない、社会制度が変った、様々な理由が並べられております。家業の存続を断念して、東京でサラリーマンをしていた先輩が銚子に戻って参りました。理由はご両親の介護問題だそうです。病院や老人ホームの現実を直視したら、金送るから何とかしてね。では済まない事がハッキリ分かったからだそうです。家業は廃業でも、せめて近くに住む事は出来る。仕事もある...。今まで週休二日、夏休みには家族で海外旅行という楽しい生活。でも平日は、早朝から深夜まで仕事で、子供と話したのは何時だったっけ?、それを埋めるように週末は家族でどこかに行って、外食を....という典型的な生活を送っていたと言ってました。銚子に戻って、週休二日なんてとんでもない話。時には肉体労働も....。長男だ仕方がない。という理由だけでは、続かないよね~。という先輩、最近、子供さんと山野を駆け回っております。会話も増えて、ゲーム三昧のお子さんがゲームしなくなったと喜んでました。収入は大幅減だけど、食費は半分以下だよね。子供の顔が変わったことプライスレス。でも海外旅行には行けなくなったけどね...。どのように生きても人生一回。言葉で逃げず、現実を直視して、何か具体的に動いてみたら....。いろいろ教わる事が多い方です。そんな方を尻目に、銚子、帰る訳ねえだろ。バカじゃねえの。という方もいました。人生いろいろです。