ロゴスの反対をカオスと言うそうです。カオスとは、混沌(こんとん)などと訳され、まとまりがなく、各々が右往左往している姿かと。そのカオスの中から、ある一定の“まとまり”を探し、一つの方向に誘導していく事。これ“システム”と呼ばれております。システムとは日本語にすれば、“仕組み”とでも訳しましょうか。“カオス”....、現代の様相を表す言葉では無いでしょうか?カオスから将来に対する希望を示す“システム”が構築されていない、或いは、機能が古くなってきたのに、新しいものに取り替えられていない....。進化論で有名なダーウィンの言葉、最も強いものが生き残る訳ではない、最も賢いものでもない、生き残るものは“変化”出来るものだ....。本日も冒頭から脱線しました。ただカオス、TV,新聞を見ても、何気ない日常生活の中でも、ああ混沌、混沌...?という場面に多々遭遇します。混沌はチャンスだ。と見る人もおりますが、混沌は人間の保守的傾向にも拍車を掛ける。モノの値段は最終商品の“価値”で決まる。先入観とか、既成概念とかを排除して、価値基準に多様性を。と言ったところで、混沌とした状況の中では、益々、経済的な価値一辺倒の傾向が強くなっているように思います。が、やはり振り子の揺れ。混沌とした中で保守的傾向となるその反作用でしょうか、ちょっと待てよ。という方が増えていることも事実です。不特定多数1万人より、“熱狂的な”想いを持った仲間100人の強み。“大きく、広く、浅く、薄く”から、小さく、狭く、深く、濃く....、という時代の変化を感じております。続きは明日。写真はある日の犬吠埼。砂浜が浸食され、波打ち際でこの波の高さ(2mほどあるでしょうか)でした。波の恐ろしさ、砂浜の浸食問題はさておき、豪快な自然の力強さ。少々嫌な事があっても、この場に30分もいれば、すべてこの波が洗い流してくれるようです。