銚子・角巳之・三代目

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地物・出戻り・流れ者①

2007年09月04日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1492 地域を変える異なる3人のキャラクターに付いて、①若者、②よそ者、③バカ者...、と以前掲載致しました。西郷さんの例えなど出しながら、すべて悪い意味ではなく、“私”や“損得勘定”を越えた無償の愛を惜しみなく、またひけらかすことなく、注ぎ続ける人。として尊敬の念を込めて書きました。夏のある日、あの連載は確かにその通りと思うが、最近は、①地物、②出戻り、③流れ者....。とも言うんだぜ...。とある方から言われました。興味深いので詳しく聞いてみました。それによると、①地物。お前のブログに地魚のみを使ったお寿司が出ているな~。ハイ。あの寿司屋さん、お客さんの構成はどうなっている?と聞かれました。恐らく観光客の方々が半数以上かと....。そうだろ、それでは銚子の水産関係者は総人口に対してどのくらいだ?...、恐らく10%にも満たないかと。そうだろ、銚子とは言え、すべての人が水産関係者で、あのような地魚に恵まれた生活をしている訳ではないよな...。そうですよ....。要するに、“地物”の価値は、地元よりむしろ外部評価から形成される場合が多いんだよね。地元の人が馬鹿にするような、モノやヒトを丹念に探すと、地域内にはまだまだ眠れる原石が沢山あるんだよ....。(たしかにドンコの肝和えなどここで食べたら絶品なのに地元の人はなんだそんなのという場合が多い、サメもエイも全く同様。ヒトもです)地域内はある種の“鎖国状態” 過疎だ、疲弊だ、刺激ゼロだ、煩わしい....と言っても、その遠因の一つは、居心地の良い環境に過度な適合をしてしまった地域そのものにある。...と。続きは明日。