銚子・角巳之・三代目

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生ザーサイ

2007年03月29日 | イベントに参加

_002 写真は生のザーサイ。日本で唯一、生ザーサイを生産している方が、茨城県の筑波におります。苦節20年で日本の風土に合う生のザーサイ生産に成功したそうす。生まれて初めて生ザーサイなるモノを見ました。確かに根っこのところをスライスすると、中華料理店などで見慣れたザーサイの形をしている。食べてみると....、何だこれは!という食感と美味しさです。根っこの部分はスライスしてサラダに。葉の部分は豚肉等と油炒めで。捨てるところがありません。先般“無農薬”というタイトルで掲載しました写真、実はこのザーサイです。種蒔きして一回だけ農薬散布。それ以外は全くの無農薬。初期に撒いた農薬も、若葉の頃から成長していく間に残留も無くなる。あとは、てんとう虫さんはじめ、自然の力任せ。故に20年もの間、どうしたら生産が軌道に乗るかご苦労の連続だったそうですが、売り場に並んでしまうと、その過程はなかなか伝わらず、珍しい、高い、安い、美味しい、不味い...、こういう単語で片付けられてしまう事が多い。残念な事です。印旛のグリーブさんで販売が始まっております。ここでは大勢の生産者が集い、お客さんと語りに語る場が形成されております。生産者、“なかにし農場”の皆さんも来ている事があり、一つの単語の奥に秘められた多くの物語を知る事が出来ます。基本的にザーサイは冬の野菜。生の出荷は終りに近づいておりますが、加工品は通年販売です。詳細は明日。