銚子・角巳之・三代目

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シケ続き

2007年03月05日 | 日記・エッセイ・コラム

100_1238 先週は1週間シケ続きで、一部を除き殆ど水揚げがありませんでした。私のところは加工品なので有る程度計画が立つのですが、鮮魚出荷している方々は大変です。漁師さんも。ある時はほぼ毎日休みなし。時には作業が深夜・早朝に及ぶ事も。無い時は全く無い。自然相手と言えば聞こえが良いですが、そこで働く方々、本当に大変です。首都圏のお客様からは、それでも何とかしろ。という激が飛ぶようですが....。無いものは無い。これしかありません。不誠実な言い方に聞こえるかもしれませんが、それしか答えようが無いので....。こういう時が有るので、沢山揚がった時に急速冷凍していた原料の加工等を行うのですが、冷凍なら安い外国産の方が良いとなって....。いや~難しいです。ただ産地の状況が分かって、お客様の購買行動が変ると、上手く行く事が多いのも事実です。本日は奥歯にモノが挟まったような言い方ですいません。ところでシケですが、漁港前の防波堤ですら写真のような有様。恐ろしいの一言です。そんな中、カモメが悠然と飛んでおりました。物凄い暴風ですが、カモメは風下から逆風に逆らって上昇、その後は風を掴んで殆どジタバタしない。何か人生訓のようです....。