銚子・角巳之・三代目

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豚のいない人生なんて...

2006年09月08日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0433 水産の現場で日常を過ごしておりますが、12年携わった畜産とのご縁は、離れてなお強くなっているように感じています。水産から畜産を、畜産から水産を眺めると多くの共通項があったり、思わぬヒントがあったりします。さて写真、畜産専門誌の編集部の方々から頂いたTシャツです。No Pig , No Lifeと書いてあります。さしずめ、豚のいない人生なんて。とでも訳すのでしょうか。豚は沢山子供を生む事から転じて、幸多かれに通じ、世界各国で幸運の動物として大切にされております。値段も庶民的。なれどその庶民的な値段を実現する過程で、日本に戦後100万軒近くあった養豚家が現在は6000軒前後へ激減。国内生産者も後継者不足、環境対策、衛生対策、飼料の確保....など様々な問題に直面しております。都市生活者の方々は豚肉は知っていても、豚は見た事がないかもしれません。私、未だに豚に接する機会も多く、これから豚さんや牛さん、鳥さんの事なども掲載していこうと思っております。