銚子・角巳之・三代目

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お彼岸

2006年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0510 暑さ寒さも彼岸までと申します。銚子も朝晩はスッカリ秋らしく涼やかな風が吹いております。彼岸と言えば墓参りですが、盆正月に続いて彼岸でも東京に行ったガキども、墓参りにも気やしねえ。というお年寄りの嘆きが聞こえて参ります。が、それぞれ事情がある訳で....。ただし、これまた“合成の誤謬”。それぞれ事情があり、それぞれの環境下で精一杯やっている。だけれども、みんながそんな事を言っていたら、気が付くと墓参りに来る人が居なくなる。地方都市では良くあることのようです。東京にお住まいの知人で盆正月と春秋の彼岸には決まって銚子に帰り家族で墓参りをされている方がおります。毎回大変ですねと言ったら、これは嫌々しているのではなく、定期的に帰るキッカケ作りと、子供の教育だとの事でした。大人が子供の前で、世の中には人知の及ばない霊的な存在があり、それらに対する畏敬の念を見せる事。非常に大切なのだそうです。写真は昨日の朝、坂東33霊場の1つ、銚子・円福寺(えんぷくじ)の風景です。