いやぁ強かったね、ポルトフィーノ。
勝ち負けに拘わらず放牧に出すという情報は関係なかったね。よく考えれば今年の角居厩舎の2歳馬は血統馬ばかり。早く勝たせて厩舎を空けなくてはならないから、仕上げに手抜かりは無いのかもしれない[ちなみにそのラインアップはボルトフィーノ以外にも母シンコウラブリイ(父シンボリクリスエス)、ウオッカの半妹(父アグネスデジタル)、フサイチホウオーの全妹、エアシャカールの半弟(父ウォーエンブレム)、ポップロックの半弟(父ウォーエンブレム)、ディアデラノビアの半弟(父クロフネ)らがいる]。
そのポルトフィーノ勝ったレースを含めて今日の新馬戦を振り返る。まずは阪神競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1600m芝)。勝ったのは、前述どおり武豊騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ポルトフィーノ。好スタートからハナに立つと、直線に向くと後続を簡単に突き放し、4番人気マイサイドキックに5馬身差をつけて圧勝した。さらにハナ差の3着には3番人気サマーファインデイが入った。福永が期待していた2番人気ダンジグマスターは直線も伸びず5着に敗れた。
勝ったポルトフィーノは、父クロフネ、母がエアグルーヴ(父トニービン)という血統。半姉に’03年、’04年の【エリザベス女王杯】を連覇したアドマイヤグルーヴ(父SS)がいる。これでエアグルーヴの仔はアドマイヤグルーヴ、イントゥザグルーヴ、サムライハート(いずれも父SS)に続く4頭目の勝ち上がりとなった。これからが楽しみだ。
また福島で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、柴田善騎乗の5番人気ルミナリエ(牝2・古賀史厩舎)が中団追走から徐々に進出し、逃げた9番人気ティアレタヒチに1/2馬身差をつけ差し切った。さらに1/2馬身差の3着に3番人気ルルパンブルーが入り、1番人気マイネアルデュールは6着に敗れた。勝ったルミナリエは父タニノギムレット、母がJRA1勝のスリークドレス(父Capote)という血統。レースぶりを見ると、1200mでも良さそうだが、タニノギムレット産駒は昨年のウオッカに続きいい出足となった。
最後は函館競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、横山典弘騎乗の2番人気アイリスモレア(牝2・田村厩舎)が、2番手追走から逃げた4番人気イーサンディーバをゴール前で1/2馬身差交わして優勝。今年のJRA2歳戦勝ち上がり第1号となった。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ワイルドエキサイトが入った。勝ったアイリスモレアは、父ショウナンカンプ、母ユアアディクト(父ハウスバスター)、祖母が【ポトランカス大賞典】(亜G1)を勝ったクバターという血統。この勝利が新種牡馬ショウナンカンプの中央・地方通じての産駒初勝利となった。
ショウナンカンプは、父サクラバクシンオー、母がJRA2勝のショウナングレイス(父ラッキーソブリン)という血統。現役時代は’02年【高松宮記念】をはじめ、’02年【スワンS】、’03年【阪急杯】を制すなど短距離戦線で活躍した。通算成績19戦8勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。引退後は新ひだか町・レックススタッドにて供用され、初年度は59頭に種付けを行い、18頭が血統登録されている。
では明日の予想。まずは阪神で行われる【マーメイドS】。本命は松田国厩舎2頭出しの人気薄6番ライラプス。フレンチデピュティ産駒は切れ味勝負にならない中距離レースに強く(先週の【エプソンC】も)、母フサイチエアデールはこのレースの勝ち馬。調教も良かったようだし、鮫島が思い切ったレースをすれば面白い。相手はいちばん勢いのある7番と同厩舎の1番。福島11R【バーデンバーデンC】は8番テイエムチュエアサンで穴狙い。前走12着だが、2番手で粘ってペールギュントと0.5差。ここは待望のハナを切れそうなメンバー51㌔なら面白い。相手は行った行ったの5番と勢いがある3番。函館からは12R【基坂特別】の6番ゼットカーク。カノヤザクラ、ルミナスハーパーらと好勝負をしてきた3歳牝馬。主力古馬に3㌔貰いなら太刀打ちできそう。
明日は法事があって出かけるため、纏め買いをする予定。今日は福島が全くダメだったので、なんとかしたいものだ。また明日の新馬戦では福島、阪神でダートの鬼・スマートボーイ産駒がデビューする。果たしてショウナンカンプに続けるか、注目だ!
勝ち負けに拘わらず放牧に出すという情報は関係なかったね。よく考えれば今年の角居厩舎の2歳馬は血統馬ばかり。早く勝たせて厩舎を空けなくてはならないから、仕上げに手抜かりは無いのかもしれない[ちなみにそのラインアップはボルトフィーノ以外にも母シンコウラブリイ(父シンボリクリスエス)、ウオッカの半妹(父アグネスデジタル)、フサイチホウオーの全妹、エアシャカールの半弟(父ウォーエンブレム)、ポップロックの半弟(父ウォーエンブレム)、ディアデラノビアの半弟(父クロフネ)らがいる]。
そのポルトフィーノ勝ったレースを含めて今日の新馬戦を振り返る。まずは阪神競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1600m芝)。勝ったのは、前述どおり武豊騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)ポルトフィーノ。好スタートからハナに立つと、直線に向くと後続を簡単に突き放し、4番人気マイサイドキックに5馬身差をつけて圧勝した。さらにハナ差の3着には3番人気サマーファインデイが入った。福永が期待していた2番人気ダンジグマスターは直線も伸びず5着に敗れた。
勝ったポルトフィーノは、父クロフネ、母がエアグルーヴ(父トニービン)という血統。半姉に’03年、’04年の【エリザベス女王杯】を連覇したアドマイヤグルーヴ(父SS)がいる。これでエアグルーヴの仔はアドマイヤグルーヴ、イントゥザグルーヴ、サムライハート(いずれも父SS)に続く4頭目の勝ち上がりとなった。これからが楽しみだ。
また福島で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、柴田善騎乗の5番人気ルミナリエ(牝2・古賀史厩舎)が中団追走から徐々に進出し、逃げた9番人気ティアレタヒチに1/2馬身差をつけ差し切った。さらに1/2馬身差の3着に3番人気ルルパンブルーが入り、1番人気マイネアルデュールは6着に敗れた。勝ったルミナリエは父タニノギムレット、母がJRA1勝のスリークドレス(父Capote)という血統。レースぶりを見ると、1200mでも良さそうだが、タニノギムレット産駒は昨年のウオッカに続きいい出足となった。
最後は函館競馬場で行われた5R【2歳新馬】(1000m芝)は、横山典弘騎乗の2番人気アイリスモレア(牝2・田村厩舎)が、2番手追走から逃げた4番人気イーサンディーバをゴール前で1/2馬身差交わして優勝。今年のJRA2歳戦勝ち上がり第1号となった。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気ワイルドエキサイトが入った。勝ったアイリスモレアは、父ショウナンカンプ、母ユアアディクト(父ハウスバスター)、祖母が【ポトランカス大賞典】(亜G1)を勝ったクバターという血統。この勝利が新種牡馬ショウナンカンプの中央・地方通じての産駒初勝利となった。
ショウナンカンプは、父サクラバクシンオー、母がJRA2勝のショウナングレイス(父ラッキーソブリン)という血統。現役時代は’02年【高松宮記念】をはじめ、’02年【スワンS】、’03年【阪急杯】を制すなど短距離戦線で活躍した。通算成績19戦8勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。引退後は新ひだか町・レックススタッドにて供用され、初年度は59頭に種付けを行い、18頭が血統登録されている。
では明日の予想。まずは阪神で行われる【マーメイドS】。本命は松田国厩舎2頭出しの人気薄6番ライラプス。フレンチデピュティ産駒は切れ味勝負にならない中距離レースに強く(先週の【エプソンC】も)、母フサイチエアデールはこのレースの勝ち馬。調教も良かったようだし、鮫島が思い切ったレースをすれば面白い。相手はいちばん勢いのある7番と同厩舎の1番。福島11R【バーデンバーデンC】は8番テイエムチュエアサンで穴狙い。前走12着だが、2番手で粘ってペールギュントと0.5差。ここは待望のハナを切れそうなメンバー51㌔なら面白い。相手は行った行ったの5番と勢いがある3番。函館からは12R【基坂特別】の6番ゼットカーク。カノヤザクラ、ルミナスハーパーらと好勝負をしてきた3歳牝馬。主力古馬に3㌔貰いなら太刀打ちできそう。
明日は法事があって出かけるため、纏め買いをする予定。今日は福島が全くダメだったので、なんとかしたいものだ。また明日の新馬戦では福島、阪神でダートの鬼・スマートボーイ産駒がデビューする。果たしてショウナンカンプに続けるか、注目だ!