ゴルフ国内男子ツアー《日本オープン》は2位で出た稲森佑貴(26)が、2年ぶり2度目の優勝を飾った。1打差を追って終盤までもつれたが、17番で首位を守っていた谷原秀人がボギーをたたいておいついた。直後の18番パー5で、4打目を決められなかった谷原に対し、バーディーを奪って右手でガッツポーズをつくった。昨季まで5年連続でフェアウエーキープ率1位の正確なショットで2バーディー、1ボギーの69に伸ばし、通算5アンダー、275とした。稲森はツアー通算2勝目で、ともに《日本オープン》だから凄い。初優勝、2勝目がともに国内メジャーというのも初のケースだ。ミスターフェアウエー、天晴れ
国内女子ゴルフツアー《富士通レディース》は2位から出た申ジエ(32・韓国)が逆転で今季初勝利、通算25勝目を挙げた。4バーディー、1ボギーの69で回り、通算7アンダー、209。コロナ禍で日本ツアー復帰3戦目で勝利し、生涯獲得賞金も史上最速で10億円を突破した。昨年の覇者・古江彩佳とペ・ソンウが5アンダーで2位に入った。やはり申ジエは強かった!天晴れ!
今日の競馬。まずは新馬戦。東京4R【2歳新馬】(1400m芝)は、丸山元気騎乗の4番人気ベッラノーヴァ(美浦・金成貴史厩舎)が中団待機から逃げたロジプリン(2番人気)をきっちり捕らえてデビュー勝ちを果たした。タイムは1分23秒6。1馬身3/4差の2着にはロジプリン、さらに1馬身半差遅れた3着にメインターゲット(1番人気)が入線した。ベッラノーヴァは、父エピファネイア、母ベッラレジーナ(母父ネオユニヴァース)という血統。距離はマイルまでだろうが、いい伸びだった。
東京5R【2歳新馬】(1800m芝)も丸山元気騎乗の2番人気ヴァイスメテオール(牡・木村哲也厩舎)が2番手追走から直線でしっかりとした末脚を発揮して初陣を白星で飾った。タイムは1分52秒4。3/4馬身差の2着にはシテフローラル(1番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にロックオンエイム(13番人気)が続いた。ヴァイスメテオールは、父キングカメハメハ、母はGⅢ【マーメイドS】勝ちしたシャトーブランシュ(母父キングヘイロー)という血統。まだ体が成長がありそう。そんな中、これだけのパフォーマンスができるのだから今後が楽しみ。
京都4R【2歳新馬】(1400m芝)は、田辺裕信騎乗の3番人気スリートップキズナ(牡・伊藤圭三厩舎)が中団から徐々にポジションを上げ、逃げたバウンシーダンス(4番人気)を直線でメンバー最速の上がりを駆使して差し切り勝ちした。タイムは1分23秒5。半馬身差の2着にはバウンシーダンス、さらに4馬身差遅れた3着にメイショウツワブキ(6番人気)が続き、1番人気のプレリュードは13着に敗れた。スリートップキズナは、父キズナ、母トップオブザヘヴン(母父キングカメハメハ)という血統。実戦向きの馬、追って味があった。ただ距離はマイルぐらいまでかな!?
京都5R【2歳新馬】(2000m芝)は、福永祐一騎乗の1番人気グロリアムンディ(牡・大久保龍志厩舎)が中団から徐々にポジションを上げ、4コーナー大外から一気に脚を伸ばしてデビュー勝ちを果たした。タイムは2分05秒8。1馬身半差の2着にはダノンハイファイブ(2番人気)、さらにハナ差遅れた3着にマダムシャルル(8番人気)が続いた。グロリアムンディは、父キングカメハメハ、母ベットーレ(母父ブルエアフォース)という血統。これは走る馬だ。なかなかいい脚を使っていたし、今後楽しみな馬だ。
新潟5R【2歳新馬】(1800mダート)は斎藤新騎乗の4番人気ヘブンリギフト(牡・斎藤誠厩舎)が勝利した。勝ちタイムは1分56秒0。1馬身差の2着に8番人気カズロレアート、さらに2馬身半差の3着に2番人気ナリタフォルテが入った。ヘブンリギフトは父フリオーソ、母キャットガール(母父マンハッタンカフェ)という血統。まだ成長途上ながらしっかり走っていた。これからまだ良くなりそう。
京都11Rで行われた【第25回秋華賞】は、僕が本命に推した松山弘平騎乗で断然の1番人気に支持されたデアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が勝利し改めて同世代の牝馬に敵なしを証明。史上6頭目の牝馬3冠制覇&史上初となる無敗での牝馬3冠制覇を果たした。今後は同世代の牡馬コントレイルやサリオス、【天皇賞・秋】で始動戦を迎えるアーモンドアイやクロノジェネシスらとの夢ふくらむ対決が待っている。タイムは2分00秒6。1馬身1/4差の2着にはマジックキャッスル(10番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着に僕が相手として厚く買ったソフトフルートが入った。2番人気のリアアメリアは13着に敗れた。デアリングタクトは、昨年11月16日、京都の新馬戦でデビュー勝ちして以来、【エルフィンS】→【桜花賞】→【オークス】と4連勝。無敗での2冠制覇は1957年のミスオンワード以来、63年ぶり2頭目のことだった。そして今回、【オークス】以来、中146日での出走も問題にせず偉業を達成し、その名を歴史に刻んだ。また、同馬を管理する杉山晴紀調教師は、38歳9力月25日での勝利となり、【秋華賞】で3番目の年少優勝となった。
勝ったデアリングタクトだが、やはり強かった。鞍上の松山も落ち着いた騎乗ぶりだった。次はどこに行くのか・・・興味津々だ。2着マジックキャッスルは軽視したが、大野がリズム良く走らせた。たぶん2着以下はレースによって替わる。今回はこの馬だっただけ。3着ソフトフルートは強くなりそう。スタートが悪く、後ろからの競馬。長く良い脚を使って3着は立派。4着パラスアテナも能力有りそう。今後注目したい。5着ミスニューヨークは終い良い脚で頑張っていた。僕が思ったより力のある馬だ。8着ムジカはスタートがすべて。
デアリングタクトは、父エピファネイア、母デアリングバード(母父キングカメハメハ)という血統。北海道日高町・長谷川牧場の生産馬で、馬主は(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング。通算成績は5戦5勝。重賞は今年の【桜花賞】、【オークス】に次いで3勝目。【秋華賞】は、杉山晴紀調教師、松山弘平ともに初勝利となった。
今日【秋華賞】終わった瞬間、競馬隙の従兄弟からLINEが送られて来た。内容は「WIN5当たりました!」。僕なんかは1Rめで撃沈していたのだが、今日のWIN5は大荒れだったはず。あわててJRAのホームページで配当を見たら、総投票数9,207,877、的中は21票。配当は30,692,920円。なんと3,000万円GETである。「凄い」の一言。従兄弟が投票したのは東京10R6,7,8,9,14番。京都10R5,7,8,13番、新潟11R6,11,13,14番。東京11R1,3,10番、京都11R13,17番の480点。
従兄弟には「税金の心配をしろ!」と「水害のお見舞いを待つ!」とメールを打っておいた!