注目の女子ゴルフ。【ニトリレディス】最終日は首位タイから出た鈴木愛(25・セールスフォース)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算11アンダーで今季4勝目を挙げた。通算13勝目。優勝賞金1800万円を獲得した鈴木は生涯獲得賞金が6億円を突破した。史上21人目の記録。4位から出た海外メジャー【AIG全英女子オープン】覇者の渋野日向子(20・RSK山陽放送)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算7アンダーで5位。6月の【ニチレイレディス】初日からの連続オーバーパーなしラウンドは「28」とし、アン・ソンジュ(32)が持つツアー記録に並んだ。史上7人目のアマチュア優勝を目指して1打差の3位から出た18歳安田祐香(大手前大1年)は71で回り、通算8アンダーの4位だった。鈴木愛の意地が見えた試合。これで【東京五輪】レースはまた面白くなってきた。
今日の競馬を振り返る。新潟11Rで行われた【第55回新潟記念】は、岩田康誠騎乗の2番人気ユーキャンスマイル(牡4歳・友道康夫厩舎)が中団のイン待機から直線は馬場の中央に出して一気にはじけ、外から馬体を寄せて伸びきたジナンボー(6番人気)をクビ差退けて2度目の重賞制覇を果たした。タイムは1分57秒5。クビ+2馬身差の3着には後方から伸びたカデナ(8番人気)が続き、1番人気に支持されたレイエンダは好位から伸びず9着に終わった。
勝ったユーキャンスマイルだが、久々の2000mで快勝。相当力をつけている。この距離でこのような競馬ができるのなら、今後が楽しみだ。左回りもいい。大きいところも狙えそう。2着ジナンボーはいい競馬だった。今日は相手が少し上だった。3着カデナは今相当充実している。良い流れだっ多が、前2頭が強かった。10着レイエンダは精神面が脆すぎる。スムーズに走れないと、レースやめてしまうところがある。それが快勝しなければ兄には追いつけない。
ユーキャンスマイルは、父キングカメハメハ、母ムードインディゴ(母父ダンスインザダーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は12戦5勝。重賞は2019年【ダイヤモンドS】に次いで2勝目。【新潟記念】は、友道康夫調教師は2014年マーティンボロ、15年パッションダンスに次いで3勝目。岩田康誠は初優勝となった。
小倉11Rで行われた【第39回小倉2歳S】は、国分優作騎乗の3番人気マイネルグリット(牡2歳・吉田直弘厩舎)が好位追走から直線は馬場の外めを抜け出して重賞初制覇。7月20日中京の新馬戦(1600m芝)、8月10日の【フェニックス賞】(小倉2歳オープン、1200m芝)に続いて無傷の3連勝。タイムは1分10秒5。クビ差の2着には馬場の真ん中を割って追い込んだトリプルエース(2番人気)、さらに半馬身差遅れた3着に大外から追い込んだラウダシオン(4番人気)。1番人気のカイルアコナは先行したが最後の伸びを欠き5着に敗れた。
勝ったマイネルグリットは国分優の好騎乗が光った。人気馬をマークして理想的な競馬ができた。こういう馬場も苦にせず、味方した。まだまだこれからの馬、楽しみが増えた。2着トリプルエースはスタート後に挟まれる不利があり、後方からのレースとなった。それがなければ・・・。この馬は距離が延びても大丈夫そう。3着ラウダシオンは良く追い上げたが、1200mは短い。もう少し距離があったほうが良さそう。5着カイルアコナは馬場が合わなかった。軽い馬場がいいだろう。
マイネルグリットは、父スクリーンヒーロー、母マイネショコラーデ(母父ロージズインメイ)という血統。北海道新冠町・ビッグレッドファームの生産馬で、馬主は(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン。通算成績は3戦3勝。重賞初制覇。【小倉2歳S】は、吉田直弘調教師は初優勝、国分優作は2014年オーミアリスに次いで2勝目となった。
今日行われた【小倉競馬6R】・3歳未勝利戦(2000m芝)の馬単払戻金は、102万5570円で、小倉史上1位、JRA史上3位の高額配当になった。18頭立てで17番人気のイルマタル(三津谷騎乗)が勝ち、16番人気のディオーネプリンス(藤懸騎乗)が2着。合計票数は34万1857票で、的中はわずか25票だった。なお、これまで小倉の馬単最高配当は2017年2月26日(1回6日目)4Rの57万270円。
昨日紹介した一口ナイルデルタは6着。道中は内目で折り合いもついてスムーズに運べていたように思えたが4コーナーで外に出したが直線は伸び切れなかった。結果的にはそのまま内を狙っ他方が良かったのかも・・・。あとはもう少し後ろからの方が・・・。展開も向かなかった。残念!僕の一口不調はまだ続く!